最初の数話、特に一話目で読者の期待をあおれないと読まれないよね
さて、読者はタイトルやあらすじを読んでから、本文を読むわけですが、最初の数話、特に最初の一話目の時点で面白い、もしくは面白い展開に確実になるという期待がないと、そこで読むことを止めてしまいます。
ここで言う面白いというのは不快もしく快の感情を動かされるということです。
いわゆるなろうテンプレが似た話ばかりで、すぐ飽きられそうなに、ランキング上位を得られるほど読者を獲得するのに有効なのはなぜかといえば、見慣れない物を選ぶのは簡単なんだけど、それを選んである程度面白い満足する結果を得られるかどうかは不明だから、ある程度の面白さを得られるという保証があることが理由でしょう。
そして人間は、満足であることに対して声を上げるより、不満に対して声を上げる方が多いので 『なろう系』に対して読者は不満ばかり持ってるように見えるということなのだと思います。
そして、多くのテンプレというのは”地獄から天国”という状況をうまく生かしているので、ある程度の楽しさは保証されています。
遊園地のジェットコースターが最初にゆっくり 登って行って急降下するのと正反対ですが、そういう構造になっている理由は似てる気がするのですよね。
まあだからこそ、ざまあだよりだと、その他がつまらないとなってしまうのですけど。