表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件 〜 #いせきん  作者: 暮伊豆
第4章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1116/3227

43、裸の付き合い

それから楽しく宴会を堪能し、腹が膨れたタイミングでアレクと消えた。村に近寄る魔物が何匹が居そうだけど村長が対応するだろう。結構酔ってるように見えたけど大丈夫だよな?




そして翌朝。私達はちゃっかり村長宅で寝ていた。少しのんびりしたらまた蟠桃を取りに行こうかな。ばあちゃんにも食べて欲しいもんな。


「ガウガウ」


おおカムイおはよう。こいつは村長宅でもドアを開けて入ってくるよな。


「ガウガウ」


洗ってブラッシングしろ? ふふ、分かってるさ。朝風呂もいいもんだ。でも村長宅の風呂は小さいもんな。

よし、外に行こうか。アレクはもう少し寝かせておこう。昨夜はハードだったもんな。


村長宅の裏庭にマギトレントの湯船を出す。まずは久々の湯を堪能しよう。体は汚れてないけどやはり風呂はいいな。はぁ落ち着く。


よーし、カムイもわしゃわしゃ洗ってやるぞ。うりうりー。




「やあ、おはようカース君。朝風呂かい? わざわざ外で入るとは君らしいね。」


「おはようございます! 先生もどうですか? 青空の下でお風呂ってのもいいものですよ!」


「カース君には常識を破壊されてばかりだな。入ってみるとしよう。」


うっわ、さすが先生。細いくせに筋肉ミチミチじゃん。決してムキムキではない。極限まで絞り込まれたバネのようだ。先生の動きの秘密はここにもあるのか。


「あぁんフェルったらここにいたのぉ〜?」

「置いていかないでくれ」


おっ、昨夜先生の両脇を固めていたエルフ美女か。ははぁん、さっきまで一緒だったんだな。さすが先生。二人ともお相手してたってわけか。やるね。


「君たちも入るならカース君にお願いするといい。」


「坊ちゃぁん? 私も入っていいぃ?」

「私もいいだろうか」


「いいよ。いいけど外で裸になる気?」


私が言うなって話だが。


「フェルのためなら平気ぃ」

「出直してくる」


おっ、一人減った。私にはどうでもいいし。


「さてカース君。その体つきからすると剣の稽古をだいぶ怠っているようだね。」


「お、押忍……申し訳ありません……」


くっ、さすが先生……もうバレた……


「分からないでもない。アッカーマン先生の件があって道場に行きにくかったんだろう?」


そこまで分かるのかよ……


「半分はそうです。だからって自宅などで稽古していたわけでもないので……」


「まあ気にすることじゃないさ。イグドラシルを登頂したんだ。誰にもできることじゃない。道場剣術より余程身になったのではないかな。」


「押忍! ありがとうございます!」


こんな真面目な話をしているのにエルフ美女は先生の背中に抱きついて何かしている。私がいない所でやれよな。


「それより先生、クタナツにお戻りになるのでしたらお送りしますよ?」


「それはありがたいが、当分戻らないと思うよ。まだベヒーモスにもアースドラゴンにも遭ってないからね。適当な強敵と戦うまでは戻らないかな。」


「お、押忍……気をつけてくださいね……」


「カース君達はどうするんだい?」


「明日ぐらいにここを出て、北にあるダークエルフの村に行くつもりです。そこでゆっくり過ごしたらヒイズルに行くと思います。」


「ほう、ヒイズルかい。私も以前行ったがムラサキメタリックの刀を手に入れることはできなかった。外国人には売ってくれないのさ。剣を賭けて戦ってもよかったが、誰も受けてくれなくてね。仕方なく市販の刀を買ったのみさ。」


あー、父上が言ってたやつね。どっかの居酒屋のマスターの髭やら髪をスパスパ切ったとか。


「そういえばムラサキメタリックって所有者登録ってのをしておかないと魔力庫に収納できないんですよね。厄介な金属ですよね。」


「そうなのか。魔力と相性が悪いというのも考えものだね。」


「ちなみに先生の新しい剣、神剣セスエホルスは普通に収納できるんですか?」


「普通ではないができるよ。一回出し入れすると私の魔力が一割ぐらい減るけどね。」


マジかよ……


「それは凄いですね……ちょっと試してみてもいいですか?」


「ああ、いいとも。」


風呂だけど気にせず魔力庫から出す先生。普通お湯は剣に良くないはずなんだけど、神剣ともなると関係ないだろうな。


「お借りしまっうおっガボボ……」


手に重みがかかり腕ごと湯船に沈んでしまった。何だこれ……


『浮身』


効かない……このまま私に溺れて死ねってか。手に持ってるのに収納もできない。ムラサキメタリックとはまた違った感じで私の魔力を拒絶しているかのようだ。


「大丈夫かい?」


結局剣は先生が持ち上げてくれた。


「ありがとうございます。めっちゃ重かった上に収納もできませんでした。さすが神剣ですね。」


これが神の力かよ……

盗難対策バッチリ、神のセキュリティーだな。


「私には他の剣と同じ程度の重さに感じるが、やはり神剣は違うということかな。」


持ち主以外にはくそ重いってことか。


「ガウガウ」


出たいのね。オッケー。


「じゃあ先生、お先に出ますね。ごゆっくりされてください。」


「ありがとう。堪能させてもらうよ。」


「ありがとー!」


カムイを乾かしてブラッシングをしていたら、さっき入らなかった方のエルフ美女が来た。なるほど、あれを取りに行ってたのね。


「これを着て入ってもいいだろうか」


「いいよ。」


エルフの聖衣を湯浴み着扱いかよ。最適かも。ちなみに下は履いてない。彼シャツ状態か。いいものが見える。

よーし、アレクが起きてたら襲うとしようかな。寝てたら起こそう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ