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人生とは

作者: 自称《人の世妄想者》

拝見 君達へ

隠されたメッセージを見つけて欲しい

ごちゃごちゃな暗喩ばかりで分かりにくいだろう

それでも、意味を託してみたい単語ばかりなんだ

人生とは

人の生が残した足跡である


ある者はだだっ広い草原に

またある者は深い沼地に

またまたある者は砂漠に、山に、荒地に、火山に、深海に、ジャングルに、氷河に、高山に

そしてある者達は、地に足着くことなく

何の巡り合わせかランダムに、産み落とされる


それは必然か偶然なのか、

命を宿されたその瞬間に決められた運命


ある者は手足を

またある者は五感を

またまたある者は心臓を、声を、夢を、学を、感情を、肺を、希望を、家族を、友を、意思を

そしてある者達は全てを持てず

何割かの確率で無くしてこの世界に、存在する


それは故意か運命なのか、

世界か物か生あるモノかに巻き込まれた運


ある者は光の

またある者は闇の

またまたある者は天の、虚像の、地位の、金の、モノの、時の、刺激の、知識の

そしてある者は世界に産まれし生こそに

強く心を奪われる存在に、惹かれ求めた


それは豪か運なのか、

一部のものだけが手に出来し強さ



ある者は家族と

またある者は自分と

またまたある者は友と、金と、伝統と、夢と、権力と、命と、自然と、希望と、仕事と、今と

そしてある者達は次に産まれる可能性だと

大切なものという問いに、そう答えた


それは脆さか強さなのか、

ここまでくるための力であり、築き上げたもの


ある者は満足した

またある者は嘆いた

またまたある者は笑顔だった、苦しがった、幸せだった、悔いがあった、誰かを思っていた

そしてある者達は一瞬だった

生との別れに思ったことは、自分の人生を振り返った今だった


さぁ、ここまでやって来た君達が後ろを振り返った

何がある?

どれだけ進んだ?

誰がいる?

何をした?

何を残した?


それが人生だ

人生とは振り返り見たとき意味をもつ


こんな所で終わっていいのか?

意味もなにも持っていないだろう?

まだ終わって無いだろう?

絶望するのはその後だ

未来が先があるなどくさいと思うが事実だろう

だが希望はないぞ?

幸せ欲しけりゃ自分で築け

そこにそうして産まれ、そうなったのはもう仕方ない

そこからお前はどうするんだ?

生きて死んで自分の人生誇ってみろ!



私はもう、手遅れだ



















ある者は、思った


さぁ、世界よ!俺をみろ!

苦労の少ない平地に産まれ

山を避け、谷を避け、一本道でここまで来た

感情や意思は捨てて、金を得て、1人きり

光よりの世界に生きた平凡なこの世界

影もなければ、花もない、平坦な道


寿命が尽きるまでここまで来た、ここまで来たが、

振り返った人の世はなんとつまらないことか!

誰だ!こんな世界を作った奴は!



そのある者は気づいたときには消えていた

足跡1つ、ツケナイで






Happy End?






敬具 最後に君に会えてよかった

いつか君の人生を見せてくれ

私とは違う人生を



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