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200文字小説シリーズ

残された自死遺族(200文字小説)

作者: 敬愛

死にたい奴は死ねばいいんや

負け犬のまま人生自殺で終わらして

周りの人間に迷惑をかけて 人間のクズやな


泣きながら父親は

でも何でお前なんや 何で話してくれなかったんや

死ぬより辛い事あるってお前に釘差しておかんで

いつも突き放して


ホントすまんかった 儂も近々お前の所行くから

待っとってや 


男は溢れる涙を抑えられなかった


会社が悪い 親が悪い 神様が悪い

誰かのせいにすれば楽だろう

だが根本から変えなければ自殺は無くならないのだ

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