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未来への一歩

作者: quark hound

出逢い、別れるまでの三年間。

君と触れ合ったのは

高校最後の体育祭

フォークダンスの練習と本番のときだけだ。

時間にして一分もなかっただろう。

手と手を繋いで

僕は君の目を見れなかった。

君の手は冷たく、少し汗ばんでいて

儚く、弱々しかった。



「君」という言葉で思い浮かぶのは、君の姿。

「好き」という言葉で思い浮かぶのは、君の姿。

「恋」という言葉で思い浮かぶのは、君の姿。

「告白」という言葉で思い浮かぶのは、君の姿。

ふと思い出す。

思わず抱き締めたくなるような

美しく、儚く、愛おしい、その姿を。



だけど、それはもう過去の話。

僕は君から意識を逸らして生きていく。

それが、僕に課せられたものなのだろう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 恋が破れてしまったんですね。可哀想に、気持ちをそらして生きていくのは大変な事でしょう、でも時間がきっと癒してくれます。
2014/10/17 00:36 退会済み
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