予告
その巫女は昔、禁断の札術を使ってしまい代償として自らの記憶を消去すると言う契約を交わしてしまったのだった。そして記憶をなくした巫女は、自分探しという終わる事のない長い旅に出たのだ。旅からかれこれ数年が経った時、改造させられ怒りしかない青年と出会った。その時、巫女は思った・・・。
“何故だろう・・・。自分と境遇が少し似ている気がする・・・。”彼女はそう思った。
しかし、青年は未だに暴走状態のまま。なにか、危害を加えればすぐ攻撃を仕掛けて来ても可笑しくはない状態。が、青年は攻撃をして来なかった。何故なのか・・・?答えはすぐに解かった。青年の頬に静かに涙が流れていたからだ。青年に再び感情が戻って来たのだ。巫女はすぐに封印札を取り出した。そして青年の額にそっと貼って封印の術を唱えて、青年を封印した。巫女は封印される青年に残した言葉が、
“あなたを見て全て思い出しました・・・。さよなら、私が愛した愛しき婚約者・・・。”
その二人は婚約をしていたが、改造実験のせいで巫女は青年に殺されていた・・・。そして青年の名が、
“僕の名は・・・、X。コードネームじゃないから。”
~クマガイ視線~
「じゃあ、クマガイ先生。お先に失礼。」
「お疲れ様です。」
「いつも悪いね。校内の見回りしてもらって。」
「良いんですよ。まだ、僕は27ですから。」
「じゃ、あとは頼みましたよ。」
僕は、夕方の6時半ぐらいになると他の先生方が帰り次第、校内の見回りをするのが日課になっていた。
「残る場所は、大図書館のみか・・・。」
~聖クレント学園・大図書館内~
「ZZZ(寝)」
「誰かいるか~?・・・って言ってもいないか。」
「ZZZ」
「?・・・寝息??」(確か、歴史コーナーの方から・・・。・・・って、legend!?)
「ZZZ」
(寝顔可愛いな・・・///このまま起きるの待つか。)
「しかし、こんなに可愛いのに彼氏いないとかあり得ん。(汗)」
~30分後・legend視線~
「・・・ふあぁ、よく寝た。」
「ようやく起きましたか。可愛いお姫様。」
「・・・って、クっ・・クマガイ先生!?何で此処に?」
「校内の見回りだよ。」(慌ててる所めっちゃ可愛い。)
(あぁ、なるほど。)
「で、いつから此処に?」
「30分くらい前に。」
「あたしが起きるのを待っていたんですか?」
「あぁ。」
「あ・・・ありがとうございます。」(めっちゃくちゃ嬉しいんですけど!?///)
「もう、夜の7時だけど。」
「え!?もう帰んないと!」
「待って、legend。」
「?」
「もう暗いから、僕が家まで送って上げる。」
「いいんですか?有難う御座います!」(よっしゃ、ラッキー///)
「おい、legend。なんか、紙切れついてるぞ。」
「え・・・。」
「ほら、これ。」
「こ・・・これって・・・!!」
「どうした?」
「サーガからの予告状・・・。」
「何!?見せてみろ。」
“どうも、聖クレント学園の消去部の諸君。オレがギャラクシーナイトのリーダー、サーガだ。お前らに宣告する。この予告状が届いてから2週間後、お前らの学園を襲撃しに来てやる。消去部の実力が楽しみだ。では、2週間後の学園で会おう。 チーム・ギャラクシーナイトリーダー、サーガより”