正義とは何か?
「………くそ、どいつもコイツも直に音を上げやがって………。だったら、オレがこの世界ごと変えてみせる!!!」
「そうはさせないぞ、サーガ!!」
「“殺鬼”」
「………え?」
ザシュ!!! ザシュ!!!
「う゛っ………!!!」
「「「ゴウ!!!」」」
「なっ………何なんだ!今の技?!」
「見えない………技………。」
「オレに勝とうと思っているのか、小僧?」
「…当たり……前だ…!!じゃねぇと……、オレの…オレのっ……正義が意味ねぇんだよっ!!」
「正義………ねぇ……。………下らねぇな。世の中、そんなモンに信じてやがるよ…。バカの集まりかよ、この世界は……。」
「…………!!」(何言ってるんだ、コイツ?!)
「テメェっ、下らねぇって如何いうことだよ?!ふざけるなっ!!!」
「ふざけるな、だと?こっちの方がふざけるな!!!世の中の政府なんか、ちっとも変わってねぇじゃんか!?」
『……お母さん!!』
「何が………不景気脱退だ!!」
『お母さんは、何時も貴方の心の中に居るからね……。』
「何が………平和へ進めてみせるだ!!」
『私の分まで……精一杯…生きてね…。』
「ふざけてんじゃあねぇっ!!!」
『……サーガ……。』
「こんな世の中、腐っちまってる!!!こんな世界、オレの手で全て変えてやる!!オレがこの世界の王になってやるんだ!!」
「……お前の言っていることは全て間違っている、サーガ。」
「何が言いてぇんだ、女。」
「確かに、この世の中はお前から見ると腐っている様に見える。だがな、サーガ………」
『………生きれよ………legend…。』
「世の中そんなんでも………」
『お師匠!!嫌だっ!!』
「誰かの為に精一杯生きようとしている奴も居るんだよ!!」