先輩と後輩~猛撃の智将
一方、シャドー&レファンVSギガ・・・
「“陰・刹那武我”!!!」
「“御流・神前願”。」
「・・・、“戯画”。」
「なっ・・・!」
「技を防いだ?!」
「・・・俺は、“護身術”の“取得二十の法”を覚えた。俺の“戯画”がある限り、そんな強力な技二つとも防げれる。諦めた方が身の為だぞ。」
〔シャドーside〕
このままだと、俺とレファン先輩、それに皆が危ない。とにかく奴のあの“戯画”って言う技の攻略を見つけないと・・・!デューオリア家の跡継ぎとしてここで勝つ!!!
〔レファンside〕
不味いな・・・。このままだと皆に危険が高まる。奴の“戯画”を如何にかしないと・・・。
“そんな強力な技二つとも防げれる。”・・・二つとも?そうか!!二つバラバラではなく一気に一つの大きな技にすればいいのか!!全く、ギガの奴思わぬ大ヒントをくれたな。
「・・・シャドー君。」
「何ですか、レファン先輩?」
「君の技の中で奥儀ってある?」
「“陰我滅・裂攻”ですけど・・・。」
「今から僕の言う指示に従ってくれる?」
「解りました。」
「おい、そこで何ぐだぐだしてる?作戦を練っても俺には勝てないぞ!!」
「行くよ!!シャドー君。」
「はい!!」
「同じ事しても無駄だ!」
「・・・罠に掛かったね。」
「何だと?!どういうことだ?」
「“聖嵐・武威憐”」
「“陰我滅・裂攻”」
「な・・・、何故解った。“戯画”の弱点を。」
「ギガ、さっき自分が言った一言を思い出して見ろ。」
「・・・しまった。俺の台詞ミスか。」
「二つの技を出すのがバラバラで駄目なら、二つ一遍に出せば“戯画”を破壊出来る。ギガ、お前の負けだ。」
「・・・潔く負けを認める。」