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G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
28/32

多忙な日々

「ま、まぁ。こんなことだろうと思いましたが・・・」

「・・・期待を裏切ることに関しては天才的だな」

なんだろう?すごくがっかりしてるけど・・・。期待ってなんだ?

「ま、2人共ベットで横になってくれ」

と言うと素直にコロンと横になる2人。そして・・・


「特に痛いところとかあるか?」

「私は腕が・・・」

とセイカ。

「私は足だな・・・」

とローナ。俺はそこを重点的にマッサージしてやる。すると


「っ・・・。マッサージうまいですわね・・・」

「そりゃどうも」

2人はとても気持ちがいいのかウトウトしはじめていた。そのまま数分したところで・・・


バンッ!


「修司~。居る~?」

「ア、アスナ?」

てかそのセリフはドアを開ける前に言うセリフだと思う。しかし天使のような笑顔で入ってきたアスナは、俺が2人にマッサージしているのを見ると・・・


「な、何してるの・・・?」

鬼の形相。

「な、何って・・・。ただのマッサージだけど・・・?」

その形相に押され、俺はタジタジしてしまう。で、どうなるかと言うと・・・

「・・・オープン!」

「お、おい! なんで!? やめ・・・」


この後の事は察してもらいたい。なぜ俺が怒られなきゃいけないんだ?・・・あ、そういやあいつ、LAC直ったんだな。




「はっ!」

キンッと音を立てながら俺とローナは激しい攻防を繰り広げていた。正直ローナとアスナは苦手な相手だ。ほとんどワンスを使った攻撃をしてこないのでブレイカーソードの能力が発揮できない。まぁアスナの攻略はわかっているのでそれを使えば良いんだけど。


「・・・ふぅ。よし今日はこれくらいにするか」

「ん、そうだな」

俺たちは放課後を使い、第3実習場で自主練をしている。セイカは用事とか言って第4実習場に行ったっけ?

「じゃ、俺は部屋に戻るわ」

「わかった。では、また明日」

「おぅ。あ、後・・・」

「ん?」


「練習手伝ってくれてありがとな」

と、俺が言う。人間、礼を言わなくなっては失格だ。するとローナは

「い、いや・・・。た、たいしたことは無いぞ? その、これからも・・・、私が個人レッスンを・・・」

「ん? そうか。ありがとな。また頼むわ」

「・・・。」

急になぜか不機嫌になり帰っていった。何でだろう?

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