表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
27/32

筋肉痛は無差別にやってくる。

自分で言うのもなんだが、さすが輝く10代。筋肉をほぐし続けたらだいぶ痛みは治まった。

「「・・・。」」

ん? 向こうでセイカとローナがジッと固まっている。何しているんだろう?

「よぅ。2人そろって何固まってんだ?」

バシッと背中をたたいてやると・・・


「「!?」」

・・・あ。何かやっちゃいけないことしたか?ギギギ・・・と後ろを向く2人。そして

「「修司さんのバカ!!」」

いつもはこのセリフの後、所かまわずLACを出してきてボコボコにしてくるんだが・・・。立ち上がろうとして・・・止める。あれ?

「もしかしてお前ら・・・」

「それ以上言うな(言わないでください)!」

「・・・筋肉痛?」

「「う・・・」」


だろうな。ヨルデ先生が言ってたがG20だろうがオリジナルだろうが筋力は女子。ワンスの力で重いものを持ったり、強い力を出したりしてるらしいけどワンスは精神力を使う。その精神力が切れてきたら、少しばかり自分自身の筋力を使う。

この2人は2時間と言う長い時間、俺をボコボコにしたので筋肉痛らしいのだ。しかしこれも俺を手伝ってくれた結果なんだし。・・・よし。


「ローナ、セイカ」

「なんだ・・・?」

「なんですか・・・?」

すごい重傷だな。これは・・・

「あ~・・・。なんだ。放課後、俺の部屋に来い」

と俺が言うと


「えっ! 良いのですか!?」

「い、いきなりなぜ?」

「いや。別にイヤならいいけどさ」

「「行く(行きます)!!」

・・・最近こいつらハモること多くないか?気のせいか?




~数時間後、放課後~


「「お、おじゃまします・・・」」

「おぅ」

2人はやけに緊張した感じで入ってきた。

「こ、ここが修司さんの・・・」

「な、なんというか・・・。いいな」

何が良いんだろう?というか


「そうか? 寮なんだから全室、こんな感じだろ?」

俺は当たり前のことを言うと・・・

「・・・そういう意味じゃ」

「・・・ないんだがな」

そうなんだろうか?そうらしい。


「まぁ、イス・・・。は一個しかないからベットに座ってくれ」

俺が悪いな。と続けて言うと2人はなぜか赤面しつつベットに座るのだった。

「え~と・・・。じゃ、始めるか」

「「何を!?」」

い、いきなり詰め寄ってきた。さっきからなんだこいつら。何ってそりゃ・・・


「マッサージ」

「・・・ま・・・」

「・・・さーじ?」

「うん」

そう。筋肉痛と言ってたから少しでもほぐしてやろうと呼んだのだ。

こちらも2度目ですが

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ