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G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
26/32

当たってほしい願い。ほしくない願い。

「修司? 聞いているのか?」

「・・・もうやだ・・・」

当たってほしい願いは当たらないのに、その逆は当たるんだな・・・。と、いうわけで今は放課後。特訓中。

「・・・男が情けない。切ってやる」

「わっ!」

キンッと甲高い音が響く。頭の数cm上でローナのコバルトナイツを止める。


「ふん。反射神経は言いようだな」

「・・・そりゃどうも」

自慢じゃないが前に言った剣道以外にも俺は色々なスポーツをやってきた。格闘技も球技も。と思い出に浸っていると・・・


バシュッ!


「うわわ!」

足元に何かがぶつかった。・・・たぶんワンスで強化された弾だろう。狙撃の。

『修司さんはやっぱり遠距離戦は苦手なようですね』

無線を通して言って来るセイカ。お前は普通にしゃべりかけることができないのか?


「っと・・・」

キンッと再び甲高い音が鳴る。これはセイカの狙撃を俺がブレイカーソードで弾いた音だ。今度はセイカに注意していたのでなんとか防げた。

『・・・これくらいはもうできるみたいですね』

と言うがセイカよ。お前、明らかに俺の頭を狙っただろ。


「やぁ、がんばってる?」

「ん? その声は・・・」

後ろから声をかけられたので振り向くと・・・

「やっぱアスナか」

どういう風の吹き回しか、アスナまで俺の特訓を手伝ってくれるらしい。それはありがたいが・・・

「お前、LACは?」

と聞くと・・・


「あ、あんたが壊したから修理に時間がかかるのよ!」

ガゥ!とほえてくる。怖いな・・・。LACはアウターして自分の中に入れておけば自己修理するらしいんだが。俺は一番大事な変換機を壊したので時間がかかるみたいだ。

「しかしな。勝つためにはそれしかなかったんだよ。腕を切られるよりマシだろ?」

「う・・・。そりゃそうだけど・・・」

今度はシューン・・・と下を向くアスナ。こいつ、気持ちの浮き沈みが大きいな。

「おい修司。おしゃべりは終わりだ。訓練の続きをするぞ」

「・・・わかったよ」

その後、二時間ほど訓練は続くのだった。




「つつ・・・」

翌朝、起きてみると激しい筋肉痛に苦しめられていた。もちろん竹刀くらいしか刀は振ったことない。本物の刀なんて持ったことないし、それを振り回してたんだから当たり前か・・・。

「な、なんとかしないとな・・・」

と、ぼやきつつ食堂へ向かった。

今回もよろしくお願いします。

アドバイスなどもありましたら

お願いします。

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