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G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
16/32

黒い機体(ブラック・タイム)

1部に登場人物紹介がありますが

あまり気にしないでください。


その時、その時に登場させていきます。

では17話まで来ました。

どうぞ!

黒い・・・、機体。ロボットのような人型凡用機とでも言うのだろうか?体長はざっと2mほど。手にはセイカと同じ・・・。いやもっと大きな狙撃銃が握られていた。

『未確認体乱入。ただちにG1が向かう。お前たちは速やかに出口から出るんだ』

メイサ先生のアナウンスがひびく。しかし・・・

「ローナさん! 修司さん! 扉が・・・」


扉の最も近くにいたセイカが扉を開けようとするがさっきの衝撃で壊れてしまったのかビクともしない。その時上・・・。つまり黒い機体からガチャリ、と嫌な音が聞こえてきた。狙撃銃を構えている。標準は・・・。セイカだった。


「セイカ!」

「? ・・・!」

セイカはようやく気づくが遅い。その時俺はすでにセイカの方へと走り出していた。

「修司!」

ローナの声が聞こえた。しかし俺はセイカを守ろうと必死で自分のことなんて考えてなかった。だが頭の中はおどろくほど冷静に物事を把握していた。大きな音を立て、狙撃銃から飛んでくるレーザー光。たぶんワンスを使って強化したものだろう。それとセイカの直線状に立つ俺。


「や、やめてください!」

後ろからセイカの声が聞こえる。そして俺はとっさにブレイカーソードを前に構えた。そして俺は来るだろう激しい痛みに備えて目を閉じた。



ギンッ!


「・・・あ、あれ?」

痛みが来なくて目をそっと開ける。どこも痛くない。外傷すらない。ローナとセイカも驚きの表情を隠せない。

「ど、どうなってんだ・・・?」

黒い機体を見上げようとするが・・・。そこにはもう。奴はいなかった。





その後。G1に呼ばれた俺たち3人。

「G1が遅れてすまない。しかし中野ならなんとかしてくれると思ったぞ」

「は、はぁ・・・」

なんて人任せなんだろう・・・。

「あの・・・。先生。さっきのは?」

セイカがたずねる。

「あぁ。あいつは実のところわからん。2発撃って帰っていっただけだからな」

日本なら大問題だろう。

「い、いえ。それもですけど。そうではなくて・・・」

どっちなんだろう?


「修司さんの・・・」

んん?俺?

「・・・ブレイカーソードか」

「はい」

そうだ。なぜあの時、ブレイカーソードを構えただけなのにワンスで強化されていた(ワンスで物体を強化できるらしい)レーザー光を消したのだろうか。


「ブレイカーソード。ありとあらゆる全てのワンスを消滅、無効化できる唯一の武器だ」

じょじょにブレイカーソードの秘密が明らかに!


というわけでご指摘、ご感想よろしくお願いします。


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