衝撃の真実!?
「はぁ~。風呂はやっぱりいいなぁ」
夕食も終わり自室のバスルームで入浴中、ここには大浴場もあるんだが男子は使っちゃいけないって言われた。聞いてみたらこの学園には俺以外に1人も男子がいないらしい。だいたいワンスを使えるのは女子が多いらしい。しかし男子でも使える人もいれば女子だが使えない人もいる。
割合上8:2。女子が圧倒的に多い。2割のワンスが使える男子は王宮直属の兵士を育成する所が兵士育成所。女子はこの学園でワンスを学んで志願をすれば兵士になれるし、ここの教師にもなれるらしい。
で俺はこのブレイカーソードの持ち主だがワンスが使えない男子ということでこの学園に入学させられたらしい。
(いやいや・・・。これはいろいろとまずいだろう。)
何がまずいかは知らんが直感的に。と言ってもここは俺の1人部屋だし。ちょっと女子率の高い学校と思えばいいよな?・・・な?
「って無理だわ!」
思わず叫んでしまう。俺は特に女子への苦手意識は無いがさすがにきつい。いわゆる女子校的なノリ?みんなが全員女子と思っているから抵抗心とかなんかがないんだ!うん。自分で言っててもよくわからなかったな。
「とりあえず出よう・・・」
長風呂しすぎたのか少し顔がほてっている。その後は寝ることにした。
そして翌日はオープンの練習。しかしオープンは先日のアウターよりすんなりとできた。一瞬オープンができなかったらずっとあの刀は俺の身体の中に入っているのかな?と考えてしまいゾッとしたが無事にできたからよかった。そして後はワンスなどの基礎知識の勉強(正直これは全くわからなかった)をして放課後。場所は第3実習場。
「では3人とも、実戦の準備をしろ」
メイサ先生のお言葉。開口一番これだからなにがなんだか・・・。ちなみに3人とは俺、セイカ、ローナだ。
「え? せ、先生? もしかしてこれから実戦を・・・?」
セイカがたずねる。
「それ以外にはないだろう?」
「は、はぁ・・・」
いや。はぁじゃなくて3人ってことは俺も含まれているんだからな。
「ま、待ってください!」
む?ローナが待ったをかけた。よしよし・・・。このまま時が過ぎるのを待とう。
「修司はまだ今日オープンができるようになったばかりです。なぜ・・・」
「いいから。これはG1の命令だ」
「くっ・・・」
うん。瞬殺。わかってたけどさ。
「で、3人っていうことはサバイバル戦ですか?」
俺があきらめて聞くと
「いやチーム戦。2対1だ」
たぶん俺&ローナ対セイカだろう。あいつはG20の2位らしいし。
「中野対カンデ、レットだ」
やっぱり・・・ってあれ?俺1人?
「ちょっ! ちょっと待ってくださ・・・」
途中でやめたのはメイサ先生ににらまれたからである。
今回も説明が多いですがよろしくお願いします。
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