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G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
11/32

LAC(ラック)

「中野にオープンとアウターを教えてやってくれ」

「な、なぜ私が・・・」

なんかローナとメイサ先生がもめてるな・・・。

「なぜって・・・。お前はG2だがオリジナルだろ? 間接的ではあるがな」

「でも・・・」

「できないのか?」

「でっ!できますよ!」

「よし、やれ」

ローナはいまさらメイサ先生に乗せられたことを知りう~と赤面した。


「お?話し合いは終わった・・・」

話しかけるが・・・。うわっ!すごい不機嫌そうだ。顔を真っ赤にして怒ってるのか?

「で、ではオープンとアウターについて教えよう」

「おぅ、よろしく」

意外と普通に説明が始まったな。

「基本的に専用武器、まぁ私たちは勝手にLAC(ラック)と呼んでいるが、LACは光の粒子が----

ん?またなんか新たな用語が出てきたな。しかもなんか理科の時間みたいな難しいことを言っているローナ。正直わからん。


「まぁ、LACは自分の中にあると思ってもらえばいい」

じゃぁ、最初の説明いらんだろ。

「メイサ先生。実習はどうしますか?」

「う~ん・・・。アウターだけでいい。オープンは明日だ」

「らしいからアウターだけを教える」

そうか・・・。よし、がんばるぞ!




教えてもらってからできたのは実に時間にして2時間。授業内にはもちろん終わらず放課後もずっとアウターの練習だった。なんだ?目の前のLACを体にしまう感じって・・・。わかるわけねぇだろ。まぁ結局はできたんだがな。

「はぁ・・・」

「おい。アウターぐらいでへばるな」

しかし自分の中に物が入っている感じはいい気持ちでは無いな。なんていうか異物が入ってる感じ。入ったことないがしらんが。

「じゃぁ、ローナもやってみろよ。でも確かお前G2だったな。なんでオリジナルなんだ?」

今まで気になってたことをさりげなく聞いてみた。しかし

「そ、そんなことはどうでもいいだろう! では仕方ない。私のLACを見せてやろう」

豪快にスルー。まぁセイカにでも聞いて見るか。なんて思ってたらローナはもうLACを出していた。


「コバルト・ナイツ。不本意ながらお前と同じく近距離斬撃型だ」

なぜ不本意なのかは知らんがローナのは短い刀を両手に1つづつ。双剣というものだろうか?

「へ~、いっしょなんだな。これって運命的な?」

俺が気軽にそう言うと・・・

「う、運命!? い、いきなり何を言い出す!」

ん? 冗談で言ったんだが。急に顔を真っ赤にしだした。怒ってくのか?

「え? あの・・・」

冗談がバレたのかと思い謝ろうとしたが

「わ、私はもう部屋に戻る! じゃあな!」

「お、おぅまた明日」

俺がそういうとローナはピクッと一瞬止まり走り去った。なんだよあいつ。いや~しかしアウターだけでもできたから良かった。ローナに感謝だ。

新たな単語が出てきたり色々と難しいかと思いますが

ご理解お願いします。


ではご質問、ご要望がありましたら

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