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G20  作者: 野球人
~1stシーズン~
10/32

オリジナル

メイサ先生は話を戻すぞと言ってから刀を見て言う。

「その刀は通称『ブレイカーソード』。レットのとは対照的に近距離斬撃型だ。能力は名の通りだと聞いている」

「え? そんなこと言われても・・・」

わかるはずがない。なんだ?壊す?刀か?先生はふぅと息をつく。

「まぁ、実際に使えばわかるさ」

とだけ言ってG1を出ようと立ち上がる。でもこれで俺もワンスが使え・・・

「あぁ、後、お前にワンスは使えないぞ?」

精神力が足らないからな、と言い出てってしまった。むぅ、精神力か。とりあえずここから出よう。




外ではまだ授業中だけあってワンスの実習が行われていた。しかし抜き身の刀を持ってるのは嫌だな・・・。

「ん?中野君?それって・・・」

たまたま近くにいた女子(名前は忘れたが)俺のブレイカーソードを指して言う。

「あぁ、なんか俺の武器だとよ」


「えぇ!すごーい!」

ん?なにがだ?皆持ってるんじゃないのか?色々と種類はあるらしいけど。

「それって自分専用ってことだよね?ね?」

「ま、まぁそうなるな」

自分専用ってのは少し気分が良いな。

「専用武器ってG17からしか持てないんだよ?で、専用武器を持ってる人を『オリジナル』って言うの」

「ま、まじかよ!」

でも考えてみたらレットのコールドウォーカーしか見てない気が・・・?じゃあ

「みんなはなんでワンスが使えるんだ?」

「私たち、G17以下の人は身体の精神力を直接使ってるんだよ」

それだから精神の減りは激しいけどね、と付け加える。ん?待てよ・・・?

「でも確かワンスって武器が無いと使えないんじゃ?」

メイサ先生がそんなこと言ってたような?


「あぁ、本当のワンスはね。けど精神を直接使う私たちのは正確に言うと『オールド』。初歩的なワンスって感じ」

なるほど。でもわざわざ区別するのも面倒だからひとまとめにワンスか・・・。

「そんなとこだね。でも中野君ってホントになにもしらないんだね。やっぱり異世界から来たの?」

うっ!もうこんなとこまで広がってるのか。さすが99%女子クラス・・・。

「次!」

「あ、はーい! ごめん。呼ばれたから行ってくるね~」

タタタと走っていく女子(ごめん、まだわかんない)。見るとG17の人はあまり居ないのかほとんどの人が武器を使っていない。

「次! 中野!」

「あ、はい!」

メイサ先生に呼ばれたのでそちらに急ぐと・・・。

「お前はワンスが使えないからな。オープンとアウターを行え」

「??」

俺がわからないという顔をすると

「あぁすまん。オープンは武器の具現化。アウターはその逆を意味する」

「は、はぁ・・・」

全くわからない。

「そうだな・・・。おいカンデ!」

「は、はい!」

呼ばれたのはあのローナだった。

さて今年最後の更新はあえて続きそうな雰囲気を残してみました。

これから主人公、修司はどうなっていくのか。で、いつまでたってもこない戦闘シーンは?

などなど色々と問題が多い作品ですが

これからも、そして来年もよろしくお願いします!

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