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俺と妹   作者: seike
2/2

第1話

文章量が少ないのは・・・あまり気にしない方向でお願いします><


第1話



チュン・・・チュン・・・


遠くでスズメの鳴き声が聞こえてくる・・・


俺はその声をBGMにまどろみから目が覚めた


時刻は午前6時半、いつもの起床時間よりは15分ばかり早かった


少しばかり早いが、目が覚めてしまったのだから起きるしかない


2度寝している時間もないことだし


「よっと・・・」


反動をつけてベットから飛び起きる


寝起きに凝り固まった筋肉を解しながら、俺は学校の制服に着替えだした



---ここでひとつ、自己紹介をしておこう


俺の名前は斎藤信二さいとうしんじ、私立紅葉学園高等部に通う2年生だ


年は17、身長は170cm、体重は60kgとほぼ全国男子の平均だろう


家族構成は父、母、妹の4人家族


父と母はとある分野の研究員で家に帰ってくることはほとんどない


実質この家で過ごしているのは俺と妹の二人だけだ---



俺は征服に着替え終え、一階の洗面所に向かった


いい忘れたが部屋割りとしては俺と妹が階段を挟んで対象に部屋があり、北側が俺の部屋で南側が妹の部屋だ


父と母は一階の和室で寝ている


もっとも、今は半分物置部屋と化しているが・・・



洗面所に着くと先客がいた


流れるようなきれいな長髪の黒髪、ツリ目がちだが大きくクリクリっとした目、パジャマの上からでもわかる年相応に慎ましやかな胸、全体的にスレンダーという印象になる我が妹だった


自分で言うのもなんだが、容姿端麗な妹だ


これで成績も学年3位以内を常にキープしているのだから恐れ入る


将来は敏腕秘書とかそういう風になりそうな見掛けだ


だが、そんな妹の俺を見る目はひどく冷たい


その眼差しは、まるで路傍の石ころを見るかのようにまったく興味を持っていなかった


妹は俺の存在など無視するように手早く歯磨きを終わらせると、挨拶もせずさっさと洗面所を出て行ってしまった


「やれやれ・・・」


毎度毎度の事ながら、本当に無愛想だ


いや、近所や友達とは年相応・・・とまではいかないまでも笑顔で接しているのを見たことがあるので、こんな態度は俺にだけなんだろう


俺はあの目で見られるととたんに心の奥が冷えていく感じがする


それは俺の無力を自覚させ、自らの矮小さを突きつけてくるからだ


「朝っぱらから落ち込んでる場合じゃないな」


気持ちは沈んでいたが、こんなことは毎度のことなので自分の気持ちの切り替えはすっかり上手になってしまっていた


俺は歯磨きや洗顔などをたっぷり20分は掛けてから、居間に向かった



居間に着くとそこにはすでに妹の姿はなかった


テーブルに何も出ていない様子から察するに、朝食を食べずにすでに学校に向かったのだろう


俺と妹が通う紅葉学園は小・中・高一貫のエスカレーター式で、始業の時間は一緒だ


現在の時間は午前7時丁度


学校が始めるまではあと1時間半はある


特に部活動もしていない妹が家を出る時間としては早すぎる


それでもすでに学校に向かったのは・・・当然のこと、俺と顔をあわせたくなかったからだろう


いっそ清清しいまでの徹底ぶりである


かつては仲が良かった俺たちだが、今はこんな状態だ


ここまで徹底して嫌われていれば、俺も当然のこと相手を好きになることなんてできない


実の兄妹とはいえ2年間もこうまで冷たい態度で接しられれば、相手を好きになることなんて俺にはできなかった


今では暗黙の了解としてお互い不干渉を決め込んでいる


「・・・さっさと飯食って、学校へ行くか」


俺は簡単にパンを焼いてバターを塗っただけの朝食を食べ、学校に向かった


自宅から学校までは徒歩で20分程度


少し学校に着くのが早いが、部活動をやっているやつらはすでに学校に向かっている時間帯なので、気にせずに向かうことにした


案の定家を出れば俺と同じ通学路を歩くやつらがちらほら見かけられる


ふとそんな中に見知った姿を見たと思ったら、あちらもこっちに気付いたのか元気よくこちらに向かって走ってきた


「おっはよう!しんちゃん!」


そう、元気よく挨拶してきたのは近所の内海家の次女、内海麻奈うつみまなであった


「ああ、おはよう」


「どうしたどうした!なんだかテンション低いぞ!」


「お前が朝っぱらから高すぎなんだ・・・」


茶髪のショートカットに、なにが楽しいのかいつもきらきらとさせている大きな目、体系は至って普通といえるのだが、その挙動の一つ一つが元気があふれんばかりにきびきびしているこいつが麻奈だ


俺たちはいわゆる幼馴染にあたる


出会いは俺がまだ小学校低学年の頃、親の転勤でこの町に引っ越してきたとき、親が荷造りをしている間どこかに遊びに行って来いと言われ公園で遊ぼうとして向かった先に麻奈がいた


そのころから麻奈は元気いっぱいで、初対面の俺たちの手を引っ張って一緒に遊ぼうと言ってくれた


もちろん、このときはまだ仲の良かった妹も一緒にいて、親が迎えにくるまで遅くまで一緒に遊んでいた


そしてこの時に俺たちは友達になったのだ


あの頃は引越し先で友達ができるか不安でしかたなかったから、麻奈という初めての友人は本当にありがたかった


その後も何度か公園で遊んでいて、初めて近所に住んでいることを知った時は喜んでいたものだ


まぁそんなことがあって以来ずっと麻奈とは一緒である


「どした?また、妹ちゃんと喧嘩でもしたのかい?」


「あれを喧嘩と言えるのかどうかはわからんが、まぁいつものことさ」


「あぁ・・・まぁ、確かにね」


こいつは俺と妹との微妙な間柄を知っている


伊達に幼馴染はやってはいない


「まっ、元気出せ元気出せ!朝からそぉんな顔してたんじゃ、今日一日がもったいないぞ!」


「はいはい」


俺の暗い雰囲気を察してこうやってわざとおどけてくれる、本当にかけがえのない友人である


俺が2年前からのこの状態に耐え続けられているのも、こいつのおかげであることも自覚している


本当に、俺にはもったいないぐらいのやつだ


俺は素直に礼をいえず、よくこうやってそっけない態度をとってしまうが、こいつはそんなこともわかっているかのように笑顔で大きくうなずて


「じゃ、私は部活があるから急ぐね!」


と言い残し、かなりの速度で学校に向かって走り去ってしまった


「本当に、嵐みたいなやつだよな・・・」


口元が緩むのを自覚しながらも、俺は先ほどまでの憂鬱な気持ちが吹き飛んでいるのを自覚していた






幼馴染は女の子、定番ですね

こんな子が実際に幼馴染にいたら、本当に楽しそうですよね


さて、今回ようやく主人公以外の人物が出てきました

妹と幼馴染ですね

エピソードとか入れてみましたが、くどかったでしょうか?

また、文章量ってこのくらいでいいんでしょうか・・・不安いっぱいの第1話をお送りしました。

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