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小間切れ劇場  作者: 會野 旦乃
25.5、6.
4/7

25.05.31 綺麗事

「あんたの言ってることは綺麗事だ。」

「そうさ。綺麗事言う奴も必要なんだよ。」

「何だよそれ」

「何が正しいかわからなくなるから…」

「?」

「偶にさ、何が理想だったかわからなくなる奴が

いるからさ。」




綺麗何だからいいじゃん。

って言ったら怒られる?

それが綺麗事なのはわかってんだ。

何にもならない、

時には人を遠ざけてしまうことも…

でもね、それしかしてやれないって時が、

時々あるんだ。

自分にはそれしかしてやれないから――…

やれることは、してやりたい、そう思う時が。

一次的だよ?その時だけだよ?

知ってる。

嘘は言わない。

――でも…それで明日が生きられるなら、

根本を探して、事実指し示してやりたい。

君の道は明るいって。

その道を歩くのは君だから――…

そうすることで勇気が湧くなら、

それで問題が解決するなら、

幾らだって綺麗事を言おう。ってね。


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