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やれることはやっておこう

 とりあえずオル爺との交渉を終えた僕とメルは町に戻る。


「いや〜...オル爺とってもいい人だったね!」


 メルがそんなことを呟くがオル爺が良い人なのは僕もよく知っていることなのでそこまで驚きはない。


「そうだねメル、それよりも...」


 僕はクエスト成功の報酬を手にしながら振り向く。


「まずはアレしない?」


「アレ?」


 そう言いながらやってきたのは()()()であry。


 とはいえ、最初の町のカジノなのでそこまで良い景品はない。


 それでもこの場所に来た理由は2つある。


 まずは良い景品はないとは言ったがそれは最終盤まで使えないからであって序盤ならば無双するに充分な装備品が手に入ると言うこと。


 もう一つはここでカジノ金策をすることによって薬草当の消費アイテムをある程度買い込める点だ。


 まずは全額をカジノコインに変えてからスロットで稼ぐ。


 スロットなど運ゲーとも思えるがこのゲームには必勝法がある。


 それは...。


(あれだね)


 僕は出入り口から3番目のスロットに向かう。


「おいおいおい! この台は俺っちが使用してたんだ! 変わって欲しけりゃ5コインよこしな!」


 先に台を保有していた男にそう言われるが僕は大人しく5コイン払って変わってもらう。


(5コインくらい安いもんさ)


 僕が5コイン支払ってまで台を買った事に疑問の表情を向けるメル。


「なんで台を買ったの? 他にも台は空いてるのに...」


「まあまあ見てなよ」


 僕は自信満々にスロットに手を向けるのでした。


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