―恋詞―
これは、詞です。
恋愛系の。
なので、共感したり
感動したりした人は
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お願いします。
―春 という季節に
私は旅立って
春 という季節に
君は進級する―
―好きな人と
話したいけどさ
やっぱり誰だって
好きな人の前では
臆病になるよね―
―当たり前のように
隣にいた君は、今
当たり前だったのが
嘘のように
他の子の所へ
行ってしまったんだ―
―大好きだから
君を想うたびに涙は
止まる事を知らず
流れるんだよ―
―なんとなく って
ふりして実はすごい
気になるから
君のクラスの前を
通りつつ
覗いてみたり―
―「もう知らない」
喧嘩して、そう
言ったのは私なのに
こんなにも
気になるのは
喧嘩しても、
それ以上に幸せな事が
たくさん
あったから―
―卒業式。
なにより、辛いのは
君より先に
私が旅立って行く事が
一番辛いんだ―
―たくさん泣きな
でも、そのぶん
涙が出そうなほどの
幸せが待ってるよ―
―気付いた時には
もう、君は手の
届かない所へと
いってしまったんだ。
バイバイ。
元気でね…。―
―この幸せが
ずっと…ずぅっと
続くと思ってた。
だけど…違ったの?
君を手離して
しまった事、すごい
後悔してる―
―何十億分の一の
確率で私は
君に出逢った―
―たくさん
たくさん、たくさん
二人とも
遠回りをして……
やっと二人同じ
居場所に来れたね―
―その大きな一歩を
踏み出せばその先
傷ついたって
怖くないよね―
―「愛してる」
「・・・・」
「何か言ってよ///」
「何でだよ…」
「恥ずかしいから」
「…俺もだから」
「//////」
幸せな沈黙―
―「何か寂しいから
ギュッてして…」
「何、泣きそうに
なってんの」
「だってあんたと
誰かが仲良く
話してるの見ると
寂しくなる…」
「…うん。ごめんな
・・・悲しませて」
ギュッ―
―もう 忘れたいよ―
―よく頑張ったね。
疲れたよね。
辛かったよね。
ゆっくり休んだら
また、進も?―
―夕焼けの海。
手を繋いで二人で
眺める。
君の手を離したら
もう、戻って
来ないような
気がして………。
ずっと手を
繋いでいたいよ―