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凍り付いた思い出

第九章スタートです。よろしくお願いします!


 貴族の屋敷の中にある子供部屋で、蒼い髪の幼い少女がクマのぬいぐるみで遊んでいた。部屋の隅にある箱の中には、人形や積み木が入っているのが見える。


 この部屋には見覚えがあった。私が生まれ育った実家の子供部屋だ。壁は真っ白なんだけど、よく見ると小さな傷がある場所がある。あの傷は積み木で遊んでいる時に、間違って積み木で作った塔を倒して付けてしまった傷だった。両親に見つかって怒られるのが怖かったから、玩具の入っている箱で隠そうとしていたんだ。


 私の両親は冷たい人たちだった。いつも格上の貴族に媚びてばかりで、自分たちの地位の事しか考えていない。だから話しかけても、いつも冷たくされていた。


 私は部屋の隅で、たった1人で遊んでいる幼い頃の自分を見守っていた。


『エミリア、ただいま!』


 ドアの外から元気な少女の声が聞こえてくる。その声を聴いた瞬間、クマのぬいぐるみで遊んでいた蒼い髪の幼い少女は、嬉しそうに笑いながらドアの方を振り向いた。


『お帰り、お姉ちゃん!』


 ドアの向こうから、クマのぬいぐるみで遊んでいた少女と同じく髪の蒼い少女が部屋の中にやって来る。2人とも顔は双子のようにそっくりだったけど、部屋の中に入ってきた少女の方は瞳の色が翡翠色で、蒼い髪の両側をお下げにしていた。


 部屋の中に入ってきた少女は、笑いながら幼い少女と一緒に遊び始めた。幼少期の私の遊び相手は、いつも1つ年上の姉だけだった。


 彼女だけは私の事を大切にしてくれた。私にとって、彼女だけが家族のようなものだった。両親に冷たくされてもいつも優しくしてくれたし、私が両親に叱られて泣いていると、いつも屋敷の厨房からこっそりお菓子を持って来て私に食べさせてくれた。


 姉さんとは、いつも一緒にいた。


『お姉ちゃん』


『どうしたの?』


『私ね、大きくなったら勇者になるの!』


 幼い頃の私は、玩具の入っている箱の中から人形を取り出している姉さんに向かって笑いながらそう言った。あの頃はよく姉さんに勇者の絵本を読んでもらっていたから、勇者に憧れていたんだ。仲間たちと共に魔王を倒しに行く勇者の物語をいつも見ていた私は、自分も勇者になりたいと思っていた。


『ふふふっ。じゃあ、エミリアが勇者になったらお姉ちゃんも仲間にしてね?』


『うんっ! お姉ちゃんと一緒に、魔王をやっつけに行く!』


 それが私の夢だった。


 読んでもらった絵本の勇者のように、姉さんと一緒に魔王を倒しに行くのを楽しみにしていた。


 でも、私は勇者にはならなかった。


 小さい頃は私に優しくしてくれていた姉さんが、騎士団に入団してから冷たくなってしまったのだ。


 両親たちと同じように、彼女に話しかけても冷たくされた。小さい頃はいつも私と笑いながら話をしてくれたのに、全く話をしてくれなくなる。


 どうして彼女は変わってしまったのだろうか? 彼女が冷たくなってしまった原因を考えながら、私も姉さんと同じく騎士を目指した。もしかしたら、騎士団に入れば姉さんはまた優しくしてくれるかもしれないと思っていた。


 でも、姉さんは優秀な騎士だったから、弱冠12歳でナバウレアの守備隊から王都の精鋭部隊に引き抜かれていった。


 精鋭部隊との合同演習で何度か姉さんと再開する事が出来たけど、彼女は冷たいままだった。


「姉さん・・・・・・・・・」


 仲が良かった頃の私たちが子供部屋で遊んでいる光景を見守りながら、部屋の隅に立っていた私は呟いた。









 端末を取り出して武器の生産のメニューを開き、既に生産しているOSV-96をタッチしてからカスタマイズを開始する。俺が愛用しているOSV-96は既にかなりカスタマイズされていて、銃身の下にはなんとロケットランチャーが装備されている。他にも様々なカスタマイズがされているせいで、重量はとっくに20kgを超えていた。


 俺は更にT字型のでっかいマズルブレーキの下に『スペツナズ・バヨネット』という名称のナイフ形銃剣を装着することにした。使用するポイントはたったの120ポイントだけだから、全く問題はない。


 装着すると、マズルブレーキの下に銃剣が収まった小さなカバーが出現する。そのカバーの後ろにあるピンからはワイヤーが伸びていて、ライフル本体から突き出ているキャリングハンドルに繋がっていた。


 このワイヤーを引っ張ると、銃剣がスペツナズ・ナイフと同じように発射される仕組みになっているようだ。要するにスペツナズ・ナイフを銃剣に転用したという代物らしい。


 ナイフを発射するだけでなく、そのまま銃剣として敵を突き刺すことも出来るだろう。俺は銃剣の追加された1.7mの巨大なアンチマテリアルライフルを肩に担ぐと、目の前で武器の準備をしている2人の男女を見つめる。


 制服の袖の中から2本のスペツナズ・ナイフを取り出して構えているのは、俺の弟の速河信也。まだまだ戦い方が未熟だけど、作戦を考えるのが得意な策士だ。数日前にパートナーのミラとフィオナと3人でレベル上げに行っていたから、前に戦った時よりも強くなっている筈だ。


 彼の隣で黒いチャイナドレスのような制服を纏い、袖の中から鍵爪を展開したのは信也のパートナーのミラだ。ハーフエルフの少女で信也よりも2つ年下だが、戦闘力は非常に高い。彼女の得意な戦い方は隠密行動や暗殺で、彼女の気配を感じ取るのはかなり難しい。暗闇で彼女と戦うと、俺やエミリアでも彼女を見つける事が出来ないほどだ。


「では、模擬戦を始めるぞ」


 今から始めるのは2対1の模擬戦だ。俺が1人であの2人と戦う事になる。


「3分間逃げ切ったらお前たちの勝ちだ。もちろん俺を倒してもお前たちの勝ちになる」


 2人をなめているわけではない。信也とミラは更に強くなるだろう。もしかしたら、俺よりも強くなるかもしれないな。


 懐中時計を確認し、信也がメガネをかけ直してからナイフを構える。


「――――スタート!」


「ミラ!」


(うん!)


 鍵爪を構え、前傾姿勢で俺に向かって突っ走って来るミラ。俺は彼女に向かって銃口を向け、訓練用の模擬弾が装填されたアンチマテリアルライフルのトリガーを何度も引く。


 でも、ミラには全く命中しなかった。模擬弾が着弾する地面の上を駆け抜けながら右手の鍵爪を俺に向け、その鍵爪を俺に向かって飛ばしてくる。


「!」


 彼女の鍵爪が収まっているカバーの中には圧縮空気が入っているから、その圧縮空気で鍵爪をスペツナズ・ナイフのように飛ばす事が出来る。しかも音は全くしないし、爪はワイヤーでカバーと繋がっているから、引き戻せばすぐにまた飛ばす事が出来る。


 俺は左手でキャリングハンドルを掴むと、キャリングハンドルに追加されたスイッチを押してカバーの中からスペツナズ・バヨネットを展開させ、彼女が射出した鍵爪を次々に弾き返す。そして後ろにジャンプしながらT字型のでっかいマズルブレーキをミラへと向け、トリガーを引いた。


 T字型のマズルブレーキから強烈なマズルフラッシュが噴出する。ミラはその模擬弾を後ろにジャンプして回避しながら、ホルスターの中から愛用のスタームルガーMk.Ⅲを引き抜き、俺に向かってぶっ放す。


「おっと」


(くっ!)


 銃口を持ち上げてアンチマテリアルライフルの銃身で弾丸を弾き飛ばした俺は、再び銃口をミラへと向け――――サムホールストックを、真後ろに向かって突き出した。


「ぐえッ!?」


(シン!)


 横にキャニスター弾と焼夷弾のマガジンのホルダーが装着されたアンチマテリアルライフルのサムホールストックが殴打したのは、俺の背後からナイフを構えて接近していた信也のみぞおちだった。


 みぞおちを両手で押さえて呻き声を上げる信也を銃身で殴り飛ばす。もちろん、手加減はしてある。本気で吹っ飛ばしたら死んでしまうかもしれないからな。


「上手いな。これも作戦か?」


「ぐっ・・・・・・!」


 ミラが素早い動きで俺に攻撃を続けている間に、背後から接近して倒す作戦だったんだろう。信也は転生者だけど、まだステータスが低いからミラの方が身体能力は高い。


 背後から接近するのはミラだと思っていたんだが、どうやら信也がその役を務める作戦だったようだ。あいつの作戦に引っかかっていたということか。


「よし、ここまでにしておこう。・・・・・・大丈夫か?」


「なんとかね」


(力也さん、ありがとうございました!)


「ああ、気にするな。2人とも、怪我はしてないな? もし怪我をしていたらすぐにフィオナに治してもらえよ?」


「うん、分かった」


(分かりました。行こう、シン)


 鍵爪をしまったミラが、何とか起き上がった信也に肩を貸して裏口へと向かっていく。2人を見守りながらもう一度キャリングハンドルのスイッチを押して銃剣を収納した俺は、得物を2つに折り畳んで背中に背負ってから裏口へと向かった。


 そういえば、いつもならばエミリアが裏庭で素振りをしている筈なんだけど、今日は見当たらなかったな。もしかしてまだ眠っているんだろうか?


 ちなみに、ギルドの中で一番目を覚ますのが早いのはフィオナだ。エミリアはその次に早く目を覚まし、裏庭で剣の素振りの訓練をやっている。騎士団に所属していた頃から欠かさずにやっていたらしい。


 裏口の扉を開けて中に入ると、階段を上がっていく信也とミラの向こうからエミリアが目をこすりながら下りてくるのが見えた。どうやらさっき目を覚ましたばかりらしい。


「おはよう。・・・・・・珍しいな。寝坊か? 夜更かしはしてないよな?」


「あ、ああ。すまないな。―――昔の夢を見ていたんだ」


「昔の夢?」


「ああ。小さい頃の私が姉さんと遊んでいる夢だ」


「ん? 姉さん? 姉妹がいたのか?」


 初耳だ。エミリアに姉さんがいたのか。


 どんな姉さんなんだろうか。やっぱりエミリアにそっくりなのかな?


「ああ。私より1つ年上の姉だ。今は王都の精鋭部隊に所属しているよ」


「へえ。エリートなのか」


 ラトーニウス王国は魔術を使った戦闘よりも、槍や剣を使用した戦闘を重視する国だ。だから剣術や槍の扱い方は、他の国の騎士たちよりも精通している。そのラトーニウス王国の精鋭部隊ということは、剣術ならばエミリアよりも格上ということなんだろう。


 エミリアは接近戦ならば俺と互角なんだぞ? エミリアより強いってことは、俺よりも強いって事じゃないか。


「でも、エミリアだって強くなってる。今戦ったら互角なんじゃないのか?」


「そうだろうか・・・・・・」


 笑いながら励まそうとして言ったんだけど、エミリアは何故か俯いてしまう。何かあったんだろうか?


「・・・・・・どうかしたのか?」


「・・・・・・姉さんは、昔は優しかったのだ」


 笑うのを止めて真剣な声で問い掛けると、エミリアは俺の顔を見上げながら呟いた。


 昔は優しかったということは、今はもう優しくないということなのか? 何があったんだ?


「だが、姉さんは騎士団に入ってから冷たくなってしまってな・・・・・・。できるならば、また優しい姉さんに戻ってほしいものだ」


「なるほどな・・・・・・」


 俺にも弟がいるから、仲の良かった兄妹がいきなり冷たくなることがどれだけ辛いか想像できる。しかも、確かエミリアは前に両親は冷たい人たちだったと言っていた。だから、きっと彼女の姉がエミリアを支えてくれていたんだろう。


 でも、その姉まで冷たくなってしまった。エミリアを支えていた命綱は断ち切られてしまったんだ。


 彼女にとって、きっと姉との思い出は懐かしいだけではなく、冷たくなってしまった姉を思い出してしまう苦痛でもあるんだろう。


「・・・・・・すまない。気にしないでくれ」


「・・・・・・辛いなら、いつでも相談してくれよ」


「ありがとう、力也」


 彼女はそう言いながら微笑むと、キッチンの方へと歩いて行った。きっと今から朝食を摂るつもりなんだろう。寝坊したとは言っても、まだ朝の8時だ。一番目を覚ますのが遅いギュンターは、未だに自分の部屋のベッドの上でいびきを立てているに違いない。


 端末を操作してOSV-96の装備を解除した俺は、とりあえず自室に向かうことにした。3階まで階段を上がって自室のドアを開け、ベッド代わりに使っているソファの上に腰を下ろす。


 俺たちの部屋に置かれているベッドはエミリアの分だけだ。フィオナは実体化を解除して姿を消してから眠っているため、ベッドは必要ないらしい。


 そういえば、何回かエミリアが寝ぼけてソファで寝てる俺の上にのしかかってきたことがあったな。もしかして、俺と一緒に寝たいんだろうか?


 腕を組みながらソファに背中を押し付けようとしたその時だった。いきなりドアをすり抜けて、真っ白なワンピース姿のフィオナが俺の部屋に入ってきたんだ!


「わぁっ!? の、ノックはぁっ!?」


『す、すいませんっ!』


 フィオナは幽霊だから、壁やドアを自由にすり抜ける事が出来る。確かにここはフィオナの部屋でもあるんだけど、出来るならばノックしてからすり抜けて来てください。


「ところで、どうしたんだ?」


『そ、そのっ! クガルプール要塞の方向から、ラトーニウス王国の騎士たちがこっちに向かっています!』


「え?」


『研究室の窓から見えたんです! 確かに防具と制服はラトーニウス王国の騎士団でした!』


 ラトーニウス王国の騎士団がここに向かっている?


 国境を超えてきたんだろうか? オルトバルカ王国に入国してきたということは、国境守備隊にちゃんと通してもらう事が出来たんだろう。過去に勃発した戦争に必ず勝利している大国との戦争は回避したい筈だからな。


 俺は端末を操作して再びアンチマテリアルライフルを装備すると、窓を開けてバイボットを展開し、銃口をラトーニウス王国方面に向けてからスコープを覗き込んだ。


 スコープの向こうに見えたのは、確かにラトーニウス王国の騎士団だった。30人くらいの騎士たちが隊列を組みながらこの屋敷に向かっている。


「・・・・・・ん?」


『どうしたんですか?』


「いや、先頭に立ってる奴がエミリアにそっくりだなって思ってさ」


 そう言いながらスコープから目を離し、フィオナにもスコープを覗かせる。


『ほ、本当ですね。姉妹でしょうか?』


「おそらくな。エミリアには1つ年上の姉さんがいるらしい」


『そ、そうなんですか!?』


 驚きながらスコープから目を離すフィオナ。彼女はもう一度スコープを覗き込みながら『やっぱり、美人ですね・・・・・・』と呟いている。


 ラトーニウス王国の騎士たちがもしここにやってくるつもりならば、おそらく目的はエミリアだろう。彼女を奪い返しに来たのかもしれない。


 だが、俺が彼女をナバウレアから連れ去ったのは半年前の話だ。あれから全く連れ戻しに来ることはなかったんだが、何故連れ戻しに来たんだ?


「フィオナ、戦闘準備だ。皆に伝えろ」


『分かりました!』


 スコープから目を離し、フィオナが再び部屋のドアをすり抜けていく。


 もしあいつらがエミリアを連れ戻しに来たのならば、俺はすぐに銃を引き抜いてあいつらと戦うつもりだ。


 俺はジョシュアとの戦いに勝利して、彼女をもらったんだ。それに彼女はモリガンの大切な仲間だ。あんな奴に返すつもりは全くなかった。









 モリガンの制服を身に纏い、いつもの装備を全て装備した俺は、側近として信也を引き連れて屋敷の玄関の扉を開けた。仲間たちは既に武器を装備し、窓から外にいる騎士たちに向かって銃口を向けている。


 でも、まだ撃つ必要はない。もしかしたら騎士団はエミリアを連れ去りに来たわけではないかもしれないからだ。かなり可能性は低いけど、俺たちに依頼をしに来た可能性もある。


 だが、もし「エミリアを返せ」と言ったのならば、俺は仲間たちに攻撃命令を下すつもりだった。


 騎士たちの隊列の中から、騎士を2人だけ引き連れてエミリアにそっくりの少女がこっちに歩いて来る。さっきスコープを覗いた時に隊列の先頭に立っていた少女だろう。やっぱり顔はエミリアにそっくりで、まるで双子のようだ。でも瞳の色と髪型は違う。エミリアの瞳の色は紫色なんだけど、彼女の瞳は翡翠色だ。それに、髪型はポニーテールではなく髪の両側をお下げにしている。


 エミリアと同じく凛々しい雰囲気を身に纏う美少女だった。


「―――あなたたちが、モリガンという傭兵ギルドね?」


「ああ」


 エミリアにそっくりな少女が、俺の顔を見つめながら問い掛けてきた。


「私はエリス・シンシア・ペンドルトン。ラトーニウス王国騎士団に所属しているわ」


「ラトーニウスの騎士団にはお世話になったことがあるからな。・・・・・・ジョシュアの野郎は元気か?」


「ええ。まだあなたのことを恨んでいたわよ? 速河力也くん」


「そうか。・・・・・・それで、何をしに来たんだ?」


 右手を腰の右側に下げてあるプファイファー・ツェリスカのホルスターに近づけていく。もしエミリアを連れ戻すと言ったならば、すぐに.600ニトロエクスプレス弾の早撃ちをお見舞いしてやるつもりだ。


 エリスはちらりと俺の右手を見て、冷笑しながら言った。


「――――エミリアを返してもらいに来たのよ」




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