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閑山自撰詩篇

人生とはそんなものさ

作者: 竹井閑山

おでんをこさえて気がついた

からしが切れておったのだ

せっかくおでんで一杯と

期待したけどしょうがない

足りない味を想像で

補いながら酒を飲む

人生とはそんなものさ


せっかく至極丹念に

磨きあげたるウィスキー

何でわざわざ水などで

薄めて飲むのかもったいない

()で飲むことをもっぱらに

していてこのごろ気がついた

努力の成果は人様が

水増し調整すればこそ

使用に耐えうるものなれば

人生とはそんなものさ


とはいえ限りある生が

奇跡といわれりゃそのとおり

では宝くじの一等が

当たる奇跡に期待しよう

奇跡を何乗したとこで

同じ奇跡にゃちがいない

さればさ

人生とはそんなものさ


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