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京都の王  作者: 宇井九衛門之丞
第2章 喰宴(水上兄弟編)
19/192

双頭

「そなたら……我らを騙せしか!」

 義常が、声を上げる。


 船着場より、少し離れし沖合いにて。

 水上義常、頼庵。さらに長門伊末、高无。二つの兄弟が、相見える。


「そうだ、と言えば?」

 左の翁の面の男が言う。

 面により顔は見えぬが、声に笑みが含まっておるは自明である。


「何故我らが父を殺した!」

 次に声を上げしは、頼庵である。


「殺した?」

 右の翁の面の男が笑い声を上げる。


「まったく、自らのかけがえなきはずの思い出も忘れたのか?そなたらがお父上を殺せしは、我らでは」

「直に手を下しておらぬにせよ! あの紫の妖喰いを持ちし者はそなたらが手の内の者ではないのか!」

 言葉を返す右の翁の面の男を遮り、義常が声を上げる。


「ふふふ……はははは! ……さよう。あれは我らが手の内の者。であれば、そうだな……そなたらがお父上を殺せしは、確かに我らであるとも言えような!」

 右の翁の面の男は笑い声を上げ、水上の兄弟にそう告げる。


「おのれ……何故我らが父を!」

 頼庵は先ほどと同じ問いを、再び翁の面の男たちに突きつける。


「……そなたらがお父上を殺されしとあれば、あの憎き伯父貴は増長し、そなたらを殺さんとするであろう?我らはそのことに目をつけ、それを利用しそなたらを都まで来させることにしたのだ!」

 次には左の翁の面の男が、答える。


「我らを都に?何故だ!」

 義常が声を上げる。


「そなたらも問いが多いぞ、少しは自らの頭で考えてはどうじゃ?」

 左の翁の面の男が、クスと笑い声を上げる。


「何だと!」

 その言葉に頼庵は、憤るが。


 義常は少し、考えを巡らせ、やがてはたと気がつく。

「我らと半兵衛殿を……潰し合わせるためか!」

 義常は少し荒げし声を、上げる。


「はははは、さよう! 妖喰いにて妖喰いを潰させる……良き考えであると考えた! ……しかしそなたらが!」

 右の翁の面の男は笑い、声を上げる。


「……ご期待に添えず、申し訳ない。しかし我らは、この後もそなたらが思い通りになることはない!」

 義常は高らかに、宣言する。


「さようか……まあもはや、そなたらに求めるものなど何もない! いやあるとすれば、それは死よ!」

 右の翁の面の男が声を上げるや、再び二人の翁の面の男は妖に吸い込まれ。二つ首の妖は一度潜りしと思えば次には、水より飛び出し。水上兄弟めがけ襲いかかる。


「頼庵!」

「心得ておる!」

 義常が声を上げ、頼庵が従い。

 頼庵は舟に触れ、殺気を纏わせる。


 舟はにわかに速く動き、襲い来る妖を避ける。

 妖はそのまま、襲いかからんとする勢いのままに水へ飛び込む。


「なるほど、それも妖喰いが力か!」

 どこかより翁の面の男の声がする。


「いかにも! ……舟より我らが投げ出されし時、そのまま見殺しにしていればよかったものをなあ!」

 頼庵は挑発する。


「ふん、妖喰いの使い手として死なせてやらんと計らってやればつけあがりおって!」

 翁の面の男の声と共に、再び妖が海の中より、飛び出す。


「なるほど……そなたらは二人で一つの妖を操っておるのか……それで分かったぞ、これまでの妖の奇妙な動きのからくりが!」

 再び妖の襲いかかりしを避け、義常が声を上げる。


「そなたら、二つや四つに分かれたりまた一つに戻ったりが常套なのだろう! その手は既に見切っておるぞ!」

 頼庵も舟に殺気をこめつつ、高らかに言う。


「なるほど……しかし逃げ回ってばかりでは戦にならぬぞ、腰抜け共が!」

 翁の面の男は二人を、挑発する。


「何を、この!」

 その挑発に怒り心頭に発せしは、頼庵である。

 そのためか、殺気を纏わせ速く走りし舟が揺れる。


「頼庵、落ち着くのだ!」

 義常が宥める。


「隙ありであるぞ!」

 その間に妖は、またも海の中より襲い来る。


「くっ、この……」

 義常、頼庵らは踏ん張るが、踏ん張りきれず。

 かろうじて妖は避けたものの、妖の水に入りし勢いによる大波に巻き込まれる。


「兄者!」

「頼庵! ……これしきでよもや、負けまいな?」

 頼庵を挑発せしは、此度は兄である。


「……決まっておろう!」

 頼庵は、勢いづく。


 そのまま波より離れし舟は、頼庵の殺気により、宙に舞い。宙返りをする。


「……ふん、しぶといぞ頼庵!」

 義常の手に緑の光が煌めき、現れしは妖喰いの弓・翡翠である。


「……さあ、的となれ!」

 乗りし舟は宙返りのさなかであるが、義常は素早く殺気より矢を作り、翡翠につがえ。

 勢いよく、弦を引く。


 舞いし矢は海よりまた出でし、妖の腹を捕らえ。

 たちまち周りの血肉を緑の光に染め、抉り取る。



「くっ……、おのれ!」

 屈辱の声を上げしは、高无である。

 既に舟は再び、水面に着く。


「ふん、これで終いと思うな!」

 義常は再び、矢をつがえ。勢いよく放つ。


「むう……同じことが幾度も通じるか!」

 伊末は妖を操り、避けんとするが。


 一つと思いし矢は、数多に分かれ妖を襲う。

「な、何!」

 避けられるはずもなく、妖は矢を殆ど全て喰らう。

 たちまち妖は、緑の光に染まる。


「それ見たことか! 口ほどにもなき奴らめ!」

 頼庵が挑発する。


 妖は大きな傷を負い、動かぬまま海を漂う。

「今である、兄者!」

 頼庵が促す。

「うむ! ……しかし、妙であるな。」

 義常は矢をつがえながらも、訝る。

 これまでのように二つや四つに分かれることもなく、妖は読みやすいことこの上なき動きしかせぬ。


「兄者、何を……」

 頼庵が再び促さんとせし刹那である。


 妖の傷口よりにわかに、血肉が舞う。

「な、何と!」

 義常は驚嘆するが、次には。


 血肉はたちまち、義常らに降りかかり、まとわりつき。

 二人は捕らわれ、舟より吊るし上げられる。


「くっ、この!」

「離せ、離せ!」

 義常と頼庵はもがくが、血肉は妖の傷口より網目のごとく伸びてべったりとまとわりつき、離れるそぶりさえ見せぬ。


「はははは、我らに遅れをとったな! 間抜けな水上どもめ!」

 声に義常らが気づき、見れば。

 ただ漂うのみであった妖は、未だ大きな傷を開きしままにもかかわらず、雄々しく宙に浮かぶ。


「これは、何をした!」

 義常が聞くや。


「先ほど殊に間抜けな弟が申しておったな……我らの妖は二つか四つに分かれるか、分かれ戻りを繰り返すが常套と! しかし、分からぬか?二つや四つに分かれられるのであれば、それより多くの数にも分かれられると!」

 妖より声が返る。


「な、まさか……」

 義常が再び血肉に目をやるや。


 血肉は少しずつ、数多の人魚の寄せ集まりし形となりつつある。


「さあ、数多に分かれ纏わりつく妖どもが、そなたらを骨の髄までしゃぶり尽くしてくれようぞ!」

 再び妖より、声が響く。


「くっ、この!」

 頼庵は怯え、抗うが。

 血肉は相変わらず、纏わりつく。


 が、義常は血肉の、数多の人魚の形をとりつつある間に僅かに力の緩みしを見逃さず。

「隙ありである!」

 つがえたままにしてありし矢を、勢いよく放つ。

 矢は数多に分かれ、網目のごとき血肉を食い破る。


「くっ、おのれ!」

「兄者!」

「頼庵、間合いを取るぞ!」

 妖より屈辱の声が響く間に、素早く頼庵と義常は舟に飛び乗り、妖より離れる。


「ふん、逃がすか!」

 妖より響く声とともに、またも血肉が、放たれる。


「くっ、この!」

 義常は船尾に移り再び矢を射かけるが、此度は一つずつしか射られぬ。


 血肉に当たりし矢は、当たりし周りを緑の光と化すが。

 討ち漏らされし血肉は海に落ち、数多の人魚となりて襲いかかる。


「くっ、これではキリが!」

 義常は矢を放つが、それのみにては捌ききれず。

 近寄りし妖は弓にて直に叩きつけるが、やはり致命にはならず、むしろより多くの数に分かれるのみである。


「どうした?所詮は飛び道具であるか! 近寄られれば手も足も出ぬとはなあ!」

 妖より此度は、挑発の声が響く。


「くっ、悔しいが奴の言葉のままか……!」

 頼庵は歯ぎしりをしつつも、尚も殺気にて舟を進める。


 翡翠は、矢を放つ妖喰いである。飛び道具であるが故に、矢をつがえ放つまでの時の差、また、近すぎれば矢を繰り出せぬといった欠点はどうにも、否めぬ。


「くっ、かくなる上は!」

 義常が叫ぶや、矢を一つずつ射るは止める。

 代わりに、襲い来る妖を弓にて、打ち払う。


「何だ……奴らは何を……?」

 妖の中にて。伊末は訝る。

「兄上、奴らついに血迷いしようです。息の根を止めるならば、今しかありませぬ。」

 高无は兄を、促す。

「うむ、そうであるな……」

 伊末は手を上げ、妖を操る。


「兄者、何を……?」

 頼庵も兄のその様を訝る。

 そうする間にも、数多の人魚はより数を増やし、溢れかえり。


 その大元たる妖自ら、二人の舟に迫り。

「……今だ!」

 義常は素早く、弓より殺気の矢を取り出だしてつがえ、放つ。


 矢は数多に分かれ、数多の人魚たちも、大元の妖も襲う。

「くっ、こやつ力を蓄えておったのか!」

 伊末が唸る。義常は矢にかける力を抑えることで、力を蓄えておった。


 たちまち矢は、妖たちに突き刺さり、突き刺さりし周りの血肉を緑の光に染め上げ、抉り取る。

「今だ頼庵! 大きく間合いを取るぞ!」

「言われるまでもない!」

 義常が声を上げ、頼庵はより一層の殺気を舟にこめる。

 舟は大きく速さを増し、妖との間合いを取る。


「さあ、後は止め!」

 義常が次なる矢をつがえる。

 目を瞑り、感ずる。妖たちを操りし、札を。


 が、札の気配は妖より、数多感ぜられし。

「くっ、やはりあそこまで分かれられる妖……札の数も少なくはなしか……」

 義常は歯ぎしりするが、その考えにちと、疑いも過ぎる。


 あの数多に分かれし妖たちは、皆繋がっておった。これは――


「……兄上、このままでは!」

 高无は兄に窮状を訴える。既に自らとあの二人との間は広がり、迂闊に近づこうものであれば、先ほどの二の舞である。


「案ずるな。奴らが狙うはこの妖を操りし札だが、このからくりはそう易々とは見抜けぬ。……そもそも我らには、奥の手があるのだからな。」

 伊末は弟を宥める。


「さ、さようですな兄上! では、その奥の手を!」

「ああ、奴らに吠え面をかかせてくれる!」

 兄の言葉に勢いづきし高无は、妖の中にて手を上げる。


「兄者、何とした!」

 未だ矢を放たぬ兄の様を、頼庵は訝る。


「頼庵……奴の札は、数多あるようだ。」

 弓に矢をつがえしまま、義常は目を瞑り、妖の方を向きつつ答える。


「な、何と! しかしそれでは、数多の矢にて仕留めればよいのでは?」

「いや、何かがおかしい。それを解かねば……」

 水上の兄弟が話し合いし、その刹那。


「はははは、水上どもよ! よくぞ我らとここまで渡り合った、褒めて遣わすぞ!」

 妖より再び、ゆとりを帯びし声が響く。


「ふん、黙れ! 追い詰められしはそなたらである! 負け惜しみを言いおって!」

 頼庵はふんと鼻を鳴らし、勝ち誇ったように返す。


「はははは、何を言うか! まだ戦は終わらぬぞ、これを見よ!」

 妖より再び、高笑いが響き。その刹那――


 空ににわかに穴が開き、中より何やら縛り上げられしものが。

「な、あれは……」

 頼庵が目を見張る。それは忘れもせぬ、中宮である。


「ち、中宮様!」

「何、あの方が⁉︎ 」

 頼庵が声を上げると、義常もその言葉に驚く。


「さあ……中宮様に何かされとうなければ、今すぐ我らの前に屈服せよ!」

 水上の兄弟が共に驚嘆する様を楽しんでか、妖より笑い混じりの声が聞こえる。


「くっ、そなたらなどに!」

 頼庵は怒るが。


「おやおや……しかしまだ罪を重ねるのか?帝に刃を向けるのみならず、此度は中宮を見殺しにするなどと! はははは!」

「くっ!」

 妖より笑い声が聞こえ、中宮はいたぶられ、苦悶の声を出す。


「くっ、何を!」

「頼庵、よせ!」

 心の赴くまま舟より飛び出さんとせし弟を、義常は止める。


「……わかった、我が命は差し出す!」

「兄者!」

 屈服を乞う義常を、頼庵は止めんとするが。


「……頼庵、そなたは私が囮となる間に、中宮様を連れて落ち延びよ!」

 義常は小声にて、頼庵に命ずる。


「な……そんな」

「選ぶ余地などないであろう。」

 揺らぐ頼庵を、義常は制す。

 そして妖に、向き直り。


「まず、中宮様を返してもらう!」

 義常は妖に、高らかに言う。


「ふん、何を戯言を。そなたらが殺気を解くのが、先であろう!」

 妖より、応じぬとの言葉が返る。


「……そうであるな。では」

 義常は弓を舟の上に投げ出し、自らに纏いし殺気を解く。

 頼庵も渋々、解く。


「さあ、中宮様を!」

 義常は急かす。


「ふむ、渡そう。」

 妖より、人が指を鳴らす音が聞こえる。

 それにより中宮は、義常らの元へ。


「……よし。」

 義常、頼庵が密かに身構えし、その刹那。


「くっ!」

「ぐっ! ……くっくそ!」

 二人とも何かに、絡め取られ。

 舟はひっくり返り、二人は宙吊りとなる。


「こ、これは!」

 義常が下を向くや、驚嘆する。

 そこには、海の中より伸びし妖の血肉が。

 いつの間にか二人の舟の下には、既に妖の手が及んでいたのである。


「はははは! つくづく愚か者どもよ! 我らが中宮様を返すなどとするものか!」

 妖よりこれまでで最も高く、嘲りの声が響く。


「くっ、おのれ! 再び騙せしか!」

 義常が叫ぶ。


「ふふふ、やはり学ばぬ奴らよ! 我らがそなたらを騙すは、既に知っておろう!」

 妖よりまたも、声が返る。


「さて……死罪の時である! 一息にしゃぶり尽くしてもよいが、その肉と悶える声をとくと味わうため、嬲り殺しとする! しかしその前に!」

 妖よりその言葉と共に、翁の面の男が一人のみ出でる。


「……辞世の句と行こうではないか、さあ、唄え。」

 翁の面の男が、促す。


「辞世の句、か……」

「よ、頼庵!」

 もはや諦めつつある声を漏らす弟を、義常は宥めんとするが。


「……兄者、私はやはり。……治子に逢いたい。であればこのことは、ちょうど私が願いしことだったのだ。」

 頼庵はそう、言う。


「……頼庵……」

 弟のその様に、義常は言葉を失う。


「……ふん、まったく歌も詠めぬとは! これであるから侍は……まあ、よい。さあ、兄の方は?」

 翁の面の男は呆れ、次には義常を促す。


「私は……」




「速く、もっと速くせんか!」

 摂政は牛車の中より従者たちを急かす。


 水上兄弟のいる船着場への道すがら。

 摂政、半兵衛に、さらに僅かな従者らを引き連れ、道を急ぐ。広人もついて行きたいと願い出たが、傷がまだ治らず足手まといになるのみと半兵衛に止められ、ついて来れず。


「そうだな、急がねえと……ん?」

 半兵衛は馬に乗り、摂政の牛車について来ておるが、にわかにおかしき様を感ずる。


「これは、耳鳴り……?」

 半兵衛はそう言いかけ、いや違うと首を横に振る。


 耳鳴りのごとき音は、人の呻きとも風ともつかぬ音――妖喰いの音であった。


「紫丸は、でも何ともねえし……」

 半兵衛は僅かに鞘より紫丸を持ち上げるが、刃よりこの音は出ておらぬ。


「じゃあこれは……うっ!」

 半兵衛が訝りし刹那、にわかに目眩とともに目に何やら、浮かぶものが。


「これは……」

 奇しき光景である。

 それは海の中より空を見上げる時の光景。


 と、何やら空に縛り上げられし、三つの人影が。

 見えしは下からのため、誰かは全く分からぬが、半兵衛は即座に、思い当たる。

「中宮様、義常さん! ……頼庵!」

 と、刹那。

 目に浮かびしその光景は消え、目の前は元に戻る。


「半兵衛殿、半兵衛殿!」

 かけられし声に半兵衛は、はっと我に返る。


 見れば、従者の一人に抱き抱えてられておる。

 先ほど落馬しかけ助けられたのだ。


「大事ないか、半兵衛!」

 見れば一行は立ち止まり、摂政も心配そうに牛車の御簾を上げ、半兵衛を見つめておる。


「ああ皆……すまない。でもやはり急がねえと! 中宮様も水上兄弟も危ない!」

 言うや半兵衛は、勢いよく起き上がり馬に乗り。

 そのまま一行を置き去りに、一人駆け出す。


「こ、これ……待たぬか半兵衛! 私を置いて何とする! これそなたらも、早う!」

 摂政は大きく声を上げ、皆を促し。


「すまねえ摂政様! でも行かねえと!」

 半兵衛はバッと振り返って声をかけ、また慌ただしく、駆け出す。


「間に合えよ!」

 未だ耳に残りし妖喰いの音を感じ、半兵衛が駆ける。


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