表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
CATCH!  作者: 龍之介
22/22

さて、それから・・・・

 次の日、月曜日である。

(流石に、幾らなんでも、今日は来てないだろ?)

 主将の笠井は、午後7時00分、大きな欠伸を一つして、おんぼろ部室のドアノブに手をかけた。

『おや?』

 ドアには鍵がかかっておらず、きしみながら開いた。すると、中から、荒い息遣いと、物音が聞こえる。

 靴を脱いで上がり込んでみると、そこには塩原吾郎が、たった一人で腕立て伏せを繰り返していた。

『おい、吾郎・・・・』

『先輩!おはようございます!』

 彼は顔をこちらに向けて挨拶をすると、また再び腕立て伏せを再開した。

『お前、何時から、ここに来てたんだ?』

『はい、今朝は・・・・六時半には来てました!』

『ろ、六時半だと?!』笠井は思わず声を上げた。

『お前・・・・何ともないのか?』 

 笠井は流石の吾郎も、昨日の負けにはショックを受けているだろう、そう思っていたのである。

『いえ?別に?』

『でもなあ・・・・』

 すると、後ろからポン、と肩を叩いた者がいる。

 見ると、そこには南雲と遠藤の二人が立っていた。

『心配することないって!』南雲はそう言って、さっさと着替え始めた。遠藤も後に続く。

『ん・・・まあ、仕方ねぇか』

 笠井は呟くように言うと、自分も着替えを始めた。


 

さて、これでこの『CATCH!』は一区切りつけさせて頂きます。

ロクに資料もなし、知識もなしといったところから始めたこの作品です。

読み返してみても、お世辞にも出来が良いとは申せませんので、これからまた改めて、推敲を重ねてゆくつもりです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ