3話 初戦闘?したった
500pvを突破しました!
ありがとうございます!
それでは第3話です!
どぞ!
突然ですが……
5歳になりました!
そして、今日はパーティだ!
でも、僕が何か成し遂げる度にパーティするからそんな珍しいことじゃ無いんだけどね。
僕が立った時なんて凄かったんだから。母さんが悲鳴を上げながら、僕を抱き締めて離さないんだもん。あの時は息が出来なくなって、真面目に死を感じたよ。
いやぁ〜、この五年いろいろあったね。
まず、魔法をつかえるようになりました!
一応全属性使えるが炎属性、雷属性、闇属性が得意らしい。ちなみに属性は、炎、水、風、雷、闇、聖の6属性が基本だ。例外としてユニークがあるが、そこはまた今度ということで。
それより、魔法唱える時の詠唱がめっちゃ恥ずかしいんだよね。まぁ、無詠唱のスキル創ったから問題ないけどね。
ここで僕の創ったスキルを紹介しよう。
エンハンス、身体強化、加速、自然治癒、空間収納
この位かな。創れるスキルはレベルに比例するらしい。
今はレベル1だからこれしか創れないけどレベル上がれば強いスキルが創れるんだよね。でも、まだ魔物を狩ったことは無いからレベルアップは期待出来ないな。
話が逸れたね。
5歳の誕生日を迎えた僕に家族がプレゼントをくれた。
そのプレゼントとは、父さんからは刀、母さんからは魔法書、お姉ちゃんからは………なにこれ?包丁(偽物)を持った二足歩行のウサギのぬいぐるみを渡された。お姉ちゃんは僕のこと嫌いなのだろうか?
最近、と言うかずっとお姉ちゃんは僕に冷たい気がする。なんでだろうか?僕は仲良くしたいのにな。すごい美人だし。
そういえばお姉ちゃんの年齢まだ紹介してなかったね。お姉ちゃんは10歳だね。僕とは5歳違いで、2ヶ月後に王都の学園に行くんだ。
学園かぁ、僕も行きたいな。学園と言ったら可愛い女の子とイチャイチャできるじゃないか!
※学園はそのような場所ではありません。
またまた話が逸れてしまった。
先程から何度も言ってるが5歳になりました!なので、外出許可がでました!
ということで、僕は明日、外に行きたいと思います!まぁ、外と言っても僕の家の敷地なんですがね。この家、敷地広過ぎなんだよ。多分東京ドーム2個分位はあると思われる。本当に始めの方は迷いかけたよ。
明日は森に行って、初めての魔物退治をしようと思う。まず、装備は剣だけで大丈夫かな。あとは、魔法の練習したいから魔法書も持っていこう。この位でいいかな。明日は早いからもう寝よう。
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翌日
「えーと、剣は持ったし、魔法書もバッグに入れたから…よし!いざ森へ出発!母さんいってきまーす」
僕は自分に加速を使用し家を飛び出した。音速の速さで……。
数分後
「ふう、やっと森の入り口か。遠すぎだろ」
愚痴を零しながらも躊躇うことなく森に入っていく。
そしてまた数分後。獲物が姿を現した。
そいつは兎のような形をしているが、一つだけ兎とは全く違うところがある。
頭に角が生えているのだ!
あんな可愛い顔に凶悪な角はめちゃくちゃアンバランスなんだよね。
でも、そんな強くないから初めての獲物としては良いかもね。
あ、名前は『ホーンラビット』って言うらしい。
「それじゃ、やりますか!」
僕は剣に手をかけることなく駆け出し、一気に距離を詰めて……
デコピンをした。
ぺちん!
そんな可愛らしい音が響くとホーンラビットは先程の加速を使用したロイのような速さで吹き飛び、木にぶち当たった。
完全なオーバーキルである。
「あれ。結構力抜いたのにな。まぁ、いっか、獲物確保には変わりないし」
何故ホーンラビットが吹き飛んだかというと、ロイ自身気付いていないが、加速を解除し忘れてデコピンの指の速度が音速を越えていたため威力が可笑しくなったということだ。
ロイは力尽きたホーンラビットを拾い上げると空間収納にしまった。
それからロイはホーンラビットを見つけてはあらゆる手段で次々と倒していった(途中で超加速の解除し忘れているのには気付いた)。ときには刀で、ときには魔法で、そしてときにはデコピンで、といった形で。
気付くと日が暮れ始めていた。
それに気付くとロイは行きと同じように自分に超加速を使用し帰宅した。
ちなみに狩ったホーンラビットの数は約20匹だった。
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その日のご飯は昨日誕生日パーティーをしたにもかかわらずまたまたパーティーだった。
母さんの目の前でホーンラビットを出したときの反応はすごかったな。「ロイ君が狩ってきたの!?」って聞いてきたから「うん」って返したら悲鳴上げながら抱き付いてくるんだもん。
そして、そのパーティー料理に使われた食材は今日、僕が狩ってきたホーンラビットなのだ!
出てきた料理はホーンラビットの唐揚げ、ホーンラビットの焼肉、ホーンラビットの骨で出汁をとったスープなどだった。
ん〜!自分で狩った食材ってこんなに美味しく感じるものなんだね!
食事が終わり僕は書斎に向かった。
何故、書斎に向かうかって?お姉ちゃんがそっちに向かってったからさ!
書斎に着くと、案外すぐにお姉ちゃんは見つかった。
「お姉ちゃんなにしてるの?」
僕は何の躊躇いもなくお姉ちゃんに話しかけた。
するとお姉ちゃんは
「ひゃ!?あ、こんなところでどうしたのロイ?」
驚いたお姉ちゃん可愛ぇぇええぇえ!!!
「お姉ちゃんがそっちにいくのが見えたから、ついて来たの」
「そう、ここは本ばっかりで何も面白くないと思うけど……」
「そうなの?」
「うん、だから良い子は部屋に戻ろうね」
と、笑顔で言ってきた。
お姉ちゃんの笑顔可愛ぇぇええぇえ!!!
そんなこと思っていると、さっきお姉ちゃんが驚いて叩いた衝撃で本(辞書くらいの大きさ)が落ちそうになっていた。
それに気付いた僕は、即座に行動に移した。
「お姉ちゃん危ない!」
僕はお姉ちゃんに向かって庇うように飛び付いた。
本は全部僕の上に落ちて来た為、お姉ちゃんへの被害はゼロだった。
僕はステータスがもともと可笑しいからこんなの痛くも痒くもないないけどね。
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「…………」
あれ?返事がない。
すると、
「ロイこそ大丈夫!?怪我はない?何処か痛いところは?なんでこんなことしたの!」
何故か怒られました。
「僕は大丈夫だよ。どこも怪我してないし、どこも痛くないよ」
「もう何かあったらどうするつもり。でも、何事もなくてほんとに良かったぁ」
そう言って僕に抱き付いて来た。
そんななか、ロイは…
え?え?え?なんでこんな心配されてるの?お姉ちゃんって僕のこと嫌いじゃ無かったの?でも、いっか!こうして仲良くなれたし!結果オーライだね。
「それじゃ、お姉ちゃん戻ろ」
「そうね、戻りましょう」
そして、お姉ちゃんと手をつなぎ書斎から出ようとしたとき、僕に不幸が降りかかってきた。
ーーーゴスッ!!
僕の後頭部に本が直撃したのだ。
そして僕は気絶した。
お姉ちゃんの悲鳴が聞こえた気がしたけど幻聴だろう。
後日、僕は後頭部への攻撃を警戒するようになった。
前世も現世も後頭部は弱点、というのは変わりないからね。しっかり守らないと。
これから学校が始まるので更新が遅くなると思います。
でも、しっかり更新はするので『チートを職業に異世界無双』をよろしくお願いします!