最後の言葉
初めまして琴音彩と申します。
初投稿でつたない文章かとは思いますが、読んで下さったら嬉しいです。
青い空がまぶしい夏の日、一人の年老いた男性はある墓地に来ていた。
「また来たよ---。今度は君が好きなユリをあげたいと思ってね。」
そう言って一輪の真っ白なユリを目の前にあるお墓の台に置いた。するとその男性はお墓に向かってこう言った。
「私が---に恋をし、愛した記憶は決して消えることのない一生の宝物だ。だから・・・永遠を信じないなんて言わないでおくれ---。」
男性は目に涙をためながらお墓に向かって一生懸命に話しかけている。まさに目の前に愛する人がいるかのように・・・。
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これは恋慕記録、始まりがあれば必ず終わりは来る。
(だったら始めなければいい)
誰かがそう言った。それでも始めなければ何も知らないまま終わる。
リスクを背負ってでも「始めてしまいたい」と、
「このまま終わらなければいい」と思ってしまうのは人間の宿命だろうか・・・
君が最後に言った言葉は
(永遠を信じたい)
自分もそう思うよ、でも
人は前を向いて生きていかなければいつかは壊れてしまうんだ
だから過去を背負って今を生きようと思う
残り少ない人生かもしれないけど
俺は何度だって君に会いに来るよ
だから最後は
「また来るね。」
ここまで読んで下さりありがとうございます(*´ω`*)
2話以降は徐々にアップしていくつもりなのでよろしくお願いします( 一一)