異常気象
前回、完全なる茶番になってしまいましたね。ごめんなさい。でも、今回は本題です!
「あ、あのさ、叶恵」
ボコボコにやられた状態の俺。
「なに?」
「ちょっと外見てみろ。ちっこいのも」
「外が何だって言うのよ」
「なにがあるんですか」
二人とも窓の外を見た瞬間。
「「・・・・・え?」」
口を開けたまま硬直した。
しばらくして、
「ねぇ、ダリアちゃん」
「はい。なんですか?」
「目の前の光景は現実?」
「ちがうと思います」
「いや!現実だから!」
状況が全く飲み込めない二人。
「目の前の光景は現実だし、これはたぶん女王の魔法の力によるものだと思う」
「え?女王って、あの?」
「あぁ」
「え?女王って誰なんですか?」
「女王はこの地中の世界を創り、魔法で空、太陽、天気を操作してるんだ」
「えぇ!?それはすごい魔力でしょうね」
「だろうな」
つまり、地中の世界は女王に創られたのだ。
「で?なんで女王の魔法の力だと思ってるの?」
はぁ、いちいち説明しないとわからないのか。
「ねぇ?今いちいち説明しないとわからないの?って思ったでしょ」
「え、えー。そんなこと思うわけ無いじゃん」
無駄なところで頭が回るな。おい。
「だから、女王が天気を操作してるっていったでしょ?」
「うん。言ったね」
「だから、理由はしらないけどこういう天候になったのは女王のせいだと思うんだ」
「あぁ、なるほどね」
うんうんとうなずく叶恵。
「よし!女王に会いにいって、問い詰めてやるー!」
なにを言い出す!?
「そうですね!いきましょー!」
ちっこいのもなにを言い出す!?
「女王がどんな人かもわかんないのに?超強いのになにを言い出す!?」
「えー。びびってんの?ぷっぷぷ・・・」
「笑い事じゃねぇよ!」
なんでそんなに・・・こう・・・
「影斗ー?叶恵ー?悠希君と凛音ちゃんがきたわよ?」
「「え?この天候で?」」
「揃いましたね」
そして、とんとんと階段を上ってくる音。
ガチャっと扉が開いて、
「うっす!よう、影斗!外すげぇことになってんな」
「やっほー!天気やばくない?ていうか影斗君ボロボロだね」
「「今、すごいシリアスな状況だって空気呼んで?」」
「また揃ってますね」
天候に気づいてたのはいいんだが、そんななか外にでようと思うのはなかなかだと思う。
「お?なんだこのちっこいのは」
「うわぁぁぁ!可愛いっ!このこなに!?」
真剣な話をしていたはずなんだが?
「可愛いだなんて・・・えへへ。あ!私は悪魔のダリア・チャーテっていいます」
勝手に自己紹介始まってるよ?
「へぇ、悪魔か。俺は悠希。よろしくな、ダリア」
「悪魔かぁー!うちは凛音。凛でいいよ!よろしくね!ダリちゃん」
ダリちゃん?
「で?話、戻していいか?」
「あぁ。悪かったな」
「うん。オッケー」
「今話していたのはだな--------」
-----数分後
「なるほどな」
「楽しそうだし、乗り込もう!」
凛音の思考が叶恵の思考と似てるのはなぜだろう?
「じゃあ、皆に聞くぞ?女王に会いに行くのに賛成の人」
「「「「賛成」」」」
全員一致か。
「じゃ、いくか」
終わり方・・・うーん。
最後まで読んでくれた方、毎回読んでくれている方ありがとうございます!
これからが本題という感じになると思います!これからもよろしくお願いします!
あぁ!あと前回いうの忘れていたのですが明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!(遅いですよね^^;)
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誤字などがありましたら教えてください。