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『好きになったらいけない恋』高校二年、春。ようやくできた後輩は面倒で不器用で、だけど目が離せない。  作者: 湊 俊介


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テストと甘えん坊


テスト期間中は校内のすべての部活が休みになる。


「この期末テストの成績で、就職や進学の優劣が決まるんだ。みんな、ちゃんと勉強しろよ!」


担任の先生がクラス全員に気合を入れる。


---


【先輩!勉強教えてください!】

【いいよ、家に来なよ】


後輩のヤマトからメールが来たけど、正直、1人で集中して勉強したかった。


家に帰る途中、偶然ヤマトと遭遇し、一緒に帰ることに。


「僕、数学が苦手なんですよ…。明日、数学のテストなんで、めっちゃやばいです」

「そんなの、公式覚えて応用すれば簡単だろ」

「それ、頭いい人の考え方ですよ! 僕、公式の応用ができないんですって!」


---


部屋に着くと、向かい合って机に座り、早速教科書を開く。


「とりあえず、テストの範囲を確認して、例題か難問を解いてみて」

「はい!」


ヤマトは2、3問解くのにかなり苦戦していた。


「できました! 先生!」

「見せてみろ」


ヤマトがふざけて「先生」と呼んだのをスルーし、隣に座って答案を確認する。


「お前…面白いくらい間違ってるな」

「ここはこうやって…」


隣で教えながら、ヤマトが俺の手を触ってくる。


「お前、集中しろよ…」

「とりあえず、これで分かった?」

「はい! 分かりました!」


解き方を教え終わり、自分の勉強に集中する。


「先輩、めっちゃ真面目ですねぇ」

ヤマトの集中力が切れ、早速話しかけてくる。


「ちょっとくらい真面目にやれよ」

「勉強、苦手なんですよ」

「テストが終われば冬休みだろ。約束通り、遊園地行くんだから、頑張れ」

「そういえば、遊園地の話、忘れてました! 楽しみですね! どこ行きます?」

「そういう話はテスト終わってからな」


その後、ヤマトは少しやる気を出したものの、30分ほどで机にもたれて寝てしまった。


(まったく…)


部屋が少し肌寒かったので、ヤマトの肩に毛布をかける。


(寝顔は可愛いのに…)


---


ヤマトは一度寝ると、なかなか起きない。


ふと、ヤマトの体に触れたいという衝動が湧いてくる。


(いや、ダメだ…)


頭では分かっていても、気持ちを抑えきれなかった。


ヤマトの背後に脚を広げて座り、背中にぴったりと体を密着させる。腹周りに手を回すと、ヤマトのいい匂いがほのかに漂う。


心臓がドクドクと鳴り、体が熱くなってくる。


ヤマトの股間に手を置き、起きないよう優しく撫でる。ズボンのフックを外し、チャックを下ろして右手を滑り込ませる。


パンツの上から触ると、ヤマトのものが少しずつ硬くなっていく。


「はぁ…」


ヤマトが寝言を漏らす。


パンツの隙間から取り出し、ゆっくりと上下に動かす。


「んっ… はぁ、はぁ…」


ヤマトの吐息が漏れる。


(起きてる…?)


「せ…んぱい?」


ヤマトが目を覚まし、言い訳のできない状況に焦る。


「あ、いや、これは、その…」


ヤマトは自分の下半身を見て、状況を理解したようだ。


「先輩…僕の、触りたいんですか?」


まだ眠そうな声でヤマトが言う。


「いいですよ。先輩が本当にしたいなら、このまま続けてください」


「……うん」


そのまま、ヤマトのものを握り、動かし続ける。


「はぁん、あっ、せ…んぱい、イクッ!」


ヤマトが射精し、疲れたのか俺にもたれてきた。


「先輩、気持ちよかった…。先輩のもしてあげますよ。大きくなってるみたいですし」


背中に密着していたせいで、俺の興奮がバレていた。


ヤマトが向き合うように座り直し、俺のズボンを下ろす。


「大きいですね」


「あっ、んっ」


パンツの上から触られ、思わず声が漏れる。


「先輩、かわいい」


パンツを下ろされ、露わになったものをヤマトが上下に動かす。


「はぁ、はぁ…んぁ…」


気持ち良さに声が抑えられない。


「ふぁっ!」


突然、違う刺激に襲われ、情けない声を出す。見ると、ヤマトが俺のものを口に含んでいる。


「あっ、んん、ヤマト…ダメだよ、汚いから…はぁ、はぁ」


「先輩のなら大丈夫。汚くないです」


そう言うと、ヤマトはまた舐め始めた。


「はぁ、ヤマト…そろそろやばい、んんっ、イクッ!」


ヤマトの口の中で果ててしまった。


「ごめん、出しちゃった…汚いから吐き出して」


「飲んじゃいました」


「え!?」


「先輩のなら大丈夫です。座ってください」


座ると、ヤマトがまた舐めてくる。


「綺麗にするんで…」


「あっ、大丈夫、普通に拭くっ、んっ」


敏感な部分を舐められ、今までにない刺激に襲われる。


舐め終わると、ヤマトは口を離した。


---


どっと疲れが押し寄せ、勉強どころではなくなった。服を着直し、布団に入る。


「ヤマト…お願いがあるんだけど…一緒に寝てくれない?」


「先輩、今日、変ですね。甘えん坊さん!」


ヤマトが嬉しそうに布団に入ってきた。


「先輩、なんで泣いてるの?」


気づくと、理由も分からないまま涙を流していた。


「よしよし、泣かないでください。ほんと、今日の先輩、甘えん坊ですね」


ヤマトに頭を撫でられながら、抱かれて眠りについた。


---


テストの結果は、散々だった。


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