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穴を埋めていく

作者: 朝焼 悠

培った経験はゼロにはならない

でも活かせないと宝の持ち腐れになる

何かに繋がるはず

何かに繋げられるはず

歯を食いしばって

立ち続けてきた日々は

無駄なんかじゃないはず


実際はそんな格好良いもんなんかなくて

周りの足を引っ張りながら

少しでも迷惑かけないように

それだけで精一杯な毎日


足りない経験を

遅まきながら埋めていく過程で

まだまだ埋めないといけない穴に

次々と気付かされて

そんな現実に

気が遠くなるばかり


どこを目指しているのか分からないまま

漠然と描いた幸せに向かって


気が遠くなるほどの

足りないだらけでも

諦める

そのつもりだけはないから


知ってんだ

埋めていくうちに

新しい穴見っかるのも

もう埋められたはずの穴

塞げてなかったって思い知らされるのも


完璧とか

目指したいけど

実現は

中々に難しいから


足りないところ

飽きずに埋めていこうかなって


僕の窪みで

誰かを躓かせたくない

僕の窪みで

誰かを傷つけたくない


色々と甘い考えなのかもしれないけど


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― 新着の感想 ―
[一言] 悠さんの窪みで躓いたり傷ついたりする…と言うより、悠さんの日々の詩で言の葉で、私や…きっと、誰かの胸の窪みをうめてくれてる…という感じです。 いつも、心に響く作品をありがとうございます。
2021/11/04 21:40 退会済み
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