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異世界行ったら悪魔の王だった   作者: みけ
1章 光文明編
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8話 出陣

初戦。敵方の先制にもかかわらず、たった1人の悪魔に全滅させられる。まさしく悪夢。後の彼についての書物の第1段落である。

初戦が終了したのは天使軍が到着したたったの5分後であった。

「お疲れ様です。ミクセル様」

「おお、ラスクか、出迎えご苦労さん」

「まさかAMFをあんなに一瞬で出されるとは。驚きましたぞ」

そういったのは悪魔の幹部の一角。魔導師団団長ヴィルヘルム・ウル・バロムである。悪魔からはよくヴィルとの愛称で呼ばれている上級悪魔である。

「いやあ。魔導師団長から褒められるとは光栄なもんだね」

「謙遜しなさんな。あなた様の実力は既に私より上です」

「さて、真面目に対策をするか。次はお前らにも手伝ってもらう。まずはラスク、見たところおまえは魔法と物理が得意らしいな。先鋒で切り抜けてくれるか?」

「攻めるつもりですか!?というかなぜ私が物理攻撃が得意だと分かったんですか!?」

「まぁそこはスキルの問題だ。気にするな。んで、問題はないね?じゃあ次に...」

こうして会議は進み、いざ出陣の日となった。だがここで一つ問題ができた。

「うん?結界?どういう類だ?」

「それが、どうやら我々には破れぬ聖属性結界だそうです」

「そうか、じゃあ3時間程俺の護衛を頼む。出発は3時間後だ」

「ハッ!」

俺の『スキル作成』は想像力が問われる。普段ならすぐに想像できるが、あれだけ惨殺したあとである。流石に気が荒ぶる。まずは気を落ち着ける。それだけに3時間とったわけではない。2時間あれば気は落ち着くが、1時間で、あることをしたかった。ちなみにもう既に結界破りのスキル『全属性結界無効』は獲得済みである。何をするのかと言うと、

スーラに、防御能力や攻撃能力をあたえたかったのである。

彼は城に置いておこうとしたが、あまりにもかれがキューキュー言って仕方がなかったので、最低限守れるようにしたかったのである。しかしこれが難しい。

「キュー(主人(マスター)の能力を使えればいいじゃないですか)?」

ああ、それだ!

「ナイス!!スーラ!」

そうしてできたスキル『魔法分割』

仲間との絆を深めれるスキルである。

「さて!!!皆!!行こう!」

...

「出陣!!!」

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