表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行ったら悪魔の王だった   作者: みけ
1章 光文明編
6/23

6話 悪魔王の一日~午後の部~

「さーてスーラ何する?」

「キュー!キュー!」

ダメだ何言ってんのか、わからん。

かと言って喋れるようにしたら可愛げが無い。

そうだ!理解できればいいんだ。

「作成!!<多言語並行処理>!」

「スーラなんか喋ってみて」

「キュー!キュー!(ご主人様すごい!)」

「よしよしいい子だ」

さてスーラも喋れるようになった事だし。散策続けますかな。


しばらく歩くとでかい洞窟を見つけた。

入ってみると、そこには明らかになにかの卵があった。

「<観察眼>!」

───────────────────────────

暗誕龍の卵

明るいところでは3万年

暗いところでは3ヶ月程度で孵化。味は絶品で、くらいところの天然物の方が美味しい。

孵化した暗誕龍は獰猛で、巣に侵入したものを喰らい尽くす。倒せば暗誕龍の鱗を落とすことがあり、それを装備すれば、暗誕龍の襲撃に会うことはない。魔界の町で売れば、

3000バーナムは堅い。


へぇー。じゃあ腹も減ったし。こいつを食うとしようかな。

「作成!<料理万能>」

...できた。...めちゃくちゃ美味そう。

「スーラも食べる?」

「きゅ!キュー!(いいや。ボクお腹減らないし。味分からないからいらない)」

「そうか。じゃ。いただきまーす!!!」

ん...これは...

「うまぁ!!!」

ということで。ぺろりとたいらげたところで。

「何かいるな。でてこい!」

「グルァァァ!!!」

暗誕龍のお出ましだ。

「さぁて。食後にいっちょやりますか」

「作成!<絶対保護>」

これでスーラの安全は確保。

最大火力出してみるか。

「必殺。≪我九(がく)天之(てんの)六角(ろっかく)打線(だせん)覇道(はどう)≫」

桁違いのエネルギーと、周囲のパワーを一点に集中させては

なたれた一撃必殺技。さすがにやばい。

「さてと。鱗♪♪鱗♪」

ハッ!

「鱗ごと飛ばしちゃったや。今度から考えよ。スーラ!おいで」

「キュー!!!(危ないよまったく...)」

「はは。ごめんごめん」

「さて、帰ろう」

「きゅー」


こうして三玖牧人、もといミクセル・デーモンの一日は終わったのだった。

ちなみに、スーラを王城に入れるのに一悶着あったのは別の話。




─悪魔界への門は開いたか。

ハッ!極秘で進めてまいりました。

そうか。では引き続き、魔界の報告頼む。

失礼ながら、申し上げます。先程部下からの<伝達>によると、悪魔王が、異世界憑依を行ったそうです。

パワーはどう上がった。

それがMPだけ異様に高いそうで。その他の情報は、魔界のジャミングを受けて分かりませんでした。

そうか。ではアンチM持ちの傭兵を連れて明日にでも1番隊を向かわせろ。

完全侵略は今より1ヶ月とする。もしそれ以内に侵略し切れぬ場合は、直ちに中止。和睦を申し出て、1時撤退さらに多くの援軍をもたらして征服する。良いな?

ハッ!

To be continued

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ