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異世界行ったら悪魔の王だった   作者: みけ
1章 光文明編
3/23

3話 試練

「え?まじ!?え?おっ俺が王!?」

「はい。そうですけど...何か?」

「えーとその俺は...異世界?なのか?から来て...」

「異世界...?まさか!?」

その人...いや、その悪魔はいそいそと出ていってしまった。

「しかし、あんま住人には見られない方がいいのかな?」

そうだ、1度帰って確認するか...えっと...機械はあった。

「動くかな?」

反応は...反応は........反応は................

.........ない。

終わった...いや待て!友達の事だ。何とかするだろう。

それまでこの世界で生き残るか...

「ミクセル様!ご同行お願いします」

さっきの悪魔ではない別の悪魔が言った。

「えーと...俺、何かしたか?」

「いいや、何かしたのではありません。これからしてもらいます」

そして俺は面倒事になるのも嫌なので、とりあえずついて行った。

そして、その先には広い闘技場のような武闘場のような場所に着いた。

「これより!!自称異世界憑依者の我らが君、

ミクセル・デーモンの王の試練の再度実行を宣言する!!」

えぇ...めんどくせぇ...

「あのぉ...辞退券は...」

「ない」

ないのか、当然だよな

「わかった。受けよう!」

「了解した。ではまず、アビリティ解析からだ。こちらに」

それはすみやかに行われたが、問題は俺自身だった。

「これは...間違いない!歴代最高クラスの能力値ですよ!!」

「なんだと!!見せてみろ」

そこには基本値と特殊能力、いわゆる固有スキルが映っていた。

攻撃3989

速度5112

HP1052

防御力789

MP...計測不能。恐らく無限大

この時点で、明らかにおかしいやつ1個抜いても明らかにおかしいらしい。他の奴らは平均してざっと500いくか、いかないか、その程度のものらしい。そしてその数値は、異世界憑依?する前よりはるかに上昇したものなのは見て当然だった。

そしてそれらを差し引いても、そのスキルの異常さは一目瞭然としていた。

───────────────────────────

個体名 悪魔族

個人名 ミクセル・デーモン

個体称号 最上級悪魔(ベラトリストデーモン)

基本値 攻撃3989

速度5112

HP1052

防御力789

MP計測不能

スキル

・吸血鬼

・魔法創作

異能力(スキル)作成

完全複写(パーフェクトコピー)

・全攻撃魔法無効

・全物理攻撃無効

・全加護無効

・獣化

・悪魔大王神の加護

「...うわぁぁぁ!もう十分ばけものだ!!」

俺が見てもわかる。俺って強くね!?なんで!?

「あのぉ...これほんと俺なんですか?」

「間違いないですよ」

「これはこの後が気に病みますね...」

「うむ」

「この後?」

「まぁ進めよう。これより殺戮の試練を開始する」

「殺戮の...試練?」

「ああ,そうだ。これより、罪人を召喚する。そなたはそのもの達を殺すのだ。その血を流して王としてこの地に君臨できる」

「わかった。罪人なんだな?」

「ええもちろんですよ...ただし...」

「ただし?」

「いや、なんでもない」

ふぅん?なんだろう。まあいい。王になれば色々と事が上手く進みそうだ。

「それでは。グルミーシア!!」

恐らくそれは召喚魔法だろう。誰しもがそう思うなか、その期待を裏切られた。...それは、超魔獣召喚魔法だった。

To be continued

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