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僕に彼女が複数人できました。ただし、三ヶ月間。【更新停止中】  作者: 月唄葵依
二章 カリカノたちが修羅場です
9/10

9.お昼ご飯 明日華Root

Rootに関しては、できるだけ相手が決まるまでは平等にする予定ですが、明日華に関しては、義妹ポジションなので、多くなります。

 昼休みまで、平和に過ごすことができた。ああ、やっと帰ってきた平凡な日常! I LOVE NOMAL SCHOOL LIFE!・・・間違ってたらごめん。

「玲司!ごはん一緒に食べよう!」

「すまん!俺は彼女とご飯を食べることにした!」

「彼女!?」

「おう!陽樹!中庭行こうぜ!」

「わかった!」

「ああ、そういうことか。」

 よく見ると、舞が絶望に打ちひしがれながらも、あとをつけてる。

「舞、玲司は、舞が後ろをつけてることに恐怖を覚えてるみたいだぞ?普通にアタックしないと、このままじゃ、玲司が腐っちゃうよ?」

「ご忠告ありがとう。ほんと、翔太君には頭が上がらないわ。」

「いや、玲司は自分の恋心に無自覚だからね。僕としては、親友には幸せになってほしいんだよ。」

「じゃあ、普通に一緒に食べようって言って一緒に食べてくるね!」

「ガンバ!」

「ええ、()()()()()。」

 ぜひ、舞には頑張ってほしいものだ。って、ん?()()()()

「しょ~ちゃん!一緒にお昼ご飯食べよ!」

「翔太君、一緒に食べましょう?」

「しょうくん、()()()()()お昼ご飯食べない?」

 そ・う・い・う・こ・と・か!

「みんな仲良くして。あと、僕がクラスのみんなに殺されるから、それは勘弁して。」

「なんで殺されるの?」

「みんな美少女だからね。」

「「「美少女っ・・・。(ぽっ)」」」

「そういうことだから、ごめん。」

 それに、お弁当は明日華が毎日持ってきてくれている。明日華が、お昼休みにも会いたいんだもん!なんて可愛いこと言うからだ。

「お兄ちゃん!遅いよ!迎えに来ちゃったよ!」

 ヤバッ!殺気が増えたんだが!?

「あ、明日華!屋上行くぞ!」

「お、屋上!?」

「いいから!」

 そう言って明日華の手を引いていった。ちなみに、屋上とは言ったが、実際は、空き教室だ。正直に言ったら追われて詰む。

「お、お兄ちゃん!ここ、いつもの空き教室じゃん!」

「そうじゃないと、みんな追ってくるかもしれないからね。」

「そうなんだ。・・・告白するわけじゃないんだね。」

「なんて言ったんだ?」

「お兄ちゃん、愛してる♡」

「はいはい、ありがとな。」




「さて、今日もおいしかったよ。ありがとう。」

「ん。お兄ちゃんの喜ぶことが私の喜びです。でも、ご褒美にキスしてほしいな?」

 そんなとろんとした目で見られても・・・。仕方ない。

「jfkhjksahdglk!?」

「お望みは叶えましたよ?お姫様?」

「お、王子様、このまま愛の逃避行しましょう!」

「冗談だからね!?」

「私は冗談じゃないもん!」

 あれ、頬にキスしただけなんだけどなぁ。

「えへへ~♡」

 まあ、うれしそうだしいっか。

「先に戻ってるね。」

「うん。午後の授業も頑張ってね!」

 なにこれ、癒されるぅ!

「頑張ってくるから、明日華もね。」

 うちの妹の天使具合が進化してました。

咲 「このままじゃ明日華ちゃんにとられちゃう。」

奏 「一旦停戦して、私たちを見てもらうようにしないとですね。」

マナ「休み時間は私たちが特攻を仕掛けましょう。」

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