5.???の契約
???の方がいいかなっていう判断です。
今回から、たまに、???さんが後書きに登場します。
「僕とこの条件で契約して欲しい!」
「ウソだろ!?おまえ、男じゃなかったのか!?」
「なっ!おお、俺は男だっ!」
「ならなんなんだよ。」
びっくりした。玲司からひかり公園に来いって呼び出された。だから来たんだけど、また契約を持ちかけられた。
「とにかく、これを読め!」
え~と?
契約書
1.これは神無月玲司と七海翔太の間で結ばれる契約。
2.この契約が結ばれ次第、三ヶ月、翔太を玲司の仮の彼女(以下カリカノ)状態にし、その間、翔太は女性として生活する。
3.期間中、お互い、別の相手を作ってはならない。
4.期間中、昼休みは、二人で過ごす。
5.異性と話したり、遊んだりなどは許される。
6.三ヶ月後、玲司の抱える問題が解消され次第、この契約は無効になる。
7.これらを破ってしまったら、相手の命令を何でも聞かなくてはならない。
サイン (神無月玲司) ( )
「ネットサイトを参考にして作ったのか?」
「よくわかったな!」
「で、玲司の抱えている問題って?」
「よくぞ聞いてくれた!」
「玲司ってたまにキャラ崩壊するよな。」
「俺にキャラというものはないからな!」
「まあいい。問題って?」
「実は・・・舞はわかるか?」
「ああ。」
「舞がな、・・・俺のストーカーになったんだ。だから、俺のことを諦めてもらいたいんだ。」
「それ、本当にストーカーなのか?」
「ああ。この間告白されて、断ったんだが、それ以来、ずっと後ろを着いてくるんだ。」
「うわぁ。・・・いやでも、この条件はさすがに無理だ!他を当たってくれ!」
「だよなぁ。悪かった。忘れてくれ。契約書を作り直して、次は、陽樹に当たってみるわ。」
「頑張れ!」
「じゃあな!」
「じゃあね!」
・・・今、玲司の後ろにいた人については、考えないでおこう。
玲司「陽樹が引き受けてくれたぞ!」
翔太「マジかよ。」
玲司「これで俺にも平和が!」
翔太「ちなみに、後ろを振り返ると、玲司にとっての地獄があるぞ。」
玲司「え゛。」