3.奏の契約
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今回から後書きに奏が登場です♪
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「遅かったわね。」
「ごめん。外せない用事があって遅れた。」
「まぁ、いいわ。単刀直入に言った方がいいのかしら?・・・私と付き合ってくれない?」
「・・・奏?まさか、ストーカーとかに困ってるのか?」
「どうやったらそんな発想になるのよ。恋愛としての意味で、私は君が好きなの。」
「え・・・。まさかの一日に二人からの告白。」
「やっぱり、さっきは咲に告白されていたのね。教室はここから丸見えだったわよ。」
「あ、えと、ごめん。」
「謝らなくていいのよ。返事は?」
「咲にも言ったけど、今の生活で精一杯なんだ。彼女とか、作れない。」
「そう。」
「落ち着い・・・まさか、契約とか言わないよな?」
「!よくわかったわね。そう言うと思ってたから、契約書を作ってきたのよ。その名も、カリカノプロジェクト!」
「すごく既視感が・・・。」
「その様子だと、咲も作ってたのね・・・。まあ、内容は違うはずだから。」
契約書
1.これは藤沢奏と七海翔太の間で結ばれる契約。
2.この契約が結ばれ次第、三ヶ月、奏は翔太の仮の彼女(以下カリカノ)状態に入り、その間、翔太は 奏を本物の彼女(以下ホンカノ)として生活する。
3.期間中、お互い、別の相手を作ってはならない。
4.期間中、昼休みは、一緒に過ごす。
5.ほかの異性と話したり、遊んだりなどは許される。
6.相手と、恋人以上がする行為は互いに同意の下すること。
7.三ヶ月後、お互いに、相手のことが気に入っていれば、ホンカノになる。
8.これらを破ってしまったら、相手の命令を何でも聞かなくてはならない。
サイン (藤沢奏) ( )
・・・。
「変わらない・・・。」
「嘘でしょ!?」
「いや、4番以外、ほぼ一緒だ。一応確認するが、実はつながってる、ということはないんだよな?」
「全然。というか、告白すること自体、あなたがそういうそぶりを見せるまで知らなかったから。」
「そ、そうか。」
「明日までに、返事お願いね。ところで、この後、誰かに呼ばれてたりする?」
「あ、ああ。」
「契約じゃないといいわね。」
「なんか、契約な気がしてきた。」
「偶然ね。私もそんな気がするわ。もうこれは運命だと思わない?」
「運命ではないと思うよ。じゃあ、待たせてるから。また明日。」
「ええ、明日。」
そう言って、次の待ち合わせ場所・・・家の近くのあおぞら自然公園に向かった。
奏 「契約はこんな感じでいいかしら。」
翔太「どうした?なんか悩んでるのか?」
奏 「ななな、何でもないわよっ!」
翔太「そんなに慌ててどうしたんだ?」
奏 「・・・いずれわかるわ。」
翔太「意味深な言葉を残して教室から出て行くって、リアルで起こるんだ・・・。」