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僕に彼女が複数人できました。ただし、三ヶ月間。【更新停止中】  作者: 月唄葵依
一章 契約を持ちかけられた
2/10

2.咲の契約

誤字報告、改善点の報告、よろしくお願いします!


今回から咲が後書きに登場ですっ!


※更新が不定期ですので、気に入っていただけたら、ブクマをお願いします!

 評価はつけてもつけなくても構いません。

「しょーちゃん、話があります。」

「どうした?まさか、あれだけ手伝った春休みの課題、全部なくしたとかそんなはずないよな!?」

「ななな、なんでそれを!?」

「マジかよ・・・。」

「って、今はそんな話じゃない!」

「え?違うのか?」

「もうっ!人が真剣に話をしようとしているのにぃ!・・・私と付き合ってください!」

「え?・・・ああ、何に付き合えばいいんだ?宿題か?料理か?」

「違う!・・・意味わかってて言ってるんでしょ?」

「やっぱり、男女の関係の付き合う、か。」

「そう、ダメ?」

「その、ごめん。僕は、今の生活で精一杯だ。彼女なんて作れない。」

「そう。」

「やけに落ち着いてるな。・・・まさか、嘘コクって落ちじゃないよな!?」

「違うよ。そう言うと思ってたから、これを渡そうと思って。」

「何だ?・・・"契約書"?」

「そう、"契約書"。これのコピーは私が持っているから読み上げるわ。」


            契約書

 1.これは花川咲と七海翔太の間で結ばれる契約である。

2.この契約が結ばれ次第、三ヶ月、咲は翔太の仮の彼女(以下カリカノ)状態に入り、その間、翔太は咲を本物の彼女(以下ホンカノ)として生活する。

 3.この期間中、お互い、別の相手を作ってはならない。

 4.ほかの異性と話したり、遊んだりなどは許される。

 5.相手と、恋人以上がする行為をしてはならない。

6.三ヶ月後、お互いに、相手のことが気に入っていれば、ホンカノになる。

 7.これらを破ってしまったら、相手の言いなりになる。


 サイン (花川咲)  (     )


「わかった?ここでサインしてもいいけど、考える時間もあげる。どうする?」

「・・・ちょっと考えさせてくれ。」

「わかった。返事は明日ね。じゃあね。」

 そういって、咲は教室から出て行った。

 ・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・・・・。

 はぁ。まさか、咲が僕のことを好いてくれていたなんて。この後、図書室に来てって、奏に言われてるけど、ちょっと、この気持ちをいったん片付けたい。

 3. 1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679 8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128

よし、円周率は無になるのにいいな。落ち着いたし、早く奏のところに行かないと。

 僕は走って図書室に向かった。

咲 「今日、すごく、すごーく大事な話があるから、ちょっと待っててくれる?」

翔太「あ、うん。いいよ。」

咲 「ありがとう!」

翔太「なんだ?奏とかにも今日呼ばれてるし・・・。なんだか今日は忙しいなぁ。」

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