1.プロローグ
改善点や、誤字を教えていただけるとうれしいです。みなさま、よろしくお願いいたします。
"以前は天才王女でしたが、転生して公爵令嬢に格下げされました。"同様、後書きにちょっとした話を書きます。
初回は、翔太と明日華です。
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僕には親友が4人いる。男子は、基本教育学園1年生から一緒で、今、つまり、高等教育学園の2年生までの5年間、ずっと一緒のクラスの玲司。コイツは、ほかの親友が僕に突進して抱きついているときに、僕をからかってくるやつだ。突進の痛みを味わってみてほしい。意外と痛いんだ。女子は、幼なじみの咲と、今年、初めて同じクラスになった学級委員長の奏、他国、シルヴァーヴィアから転入した愛奈の三人だ。そして、
「しょ~ちゃん!」
ゴフッ!
「咲~!後ろから急に抱きつくな!」
「後ろからじゃなければいいんだぁ~?で、契約の件、OKしてくれる?」
「そ、それは・・・。」
「お兄ちゃん?契約ってなに?」
親友ではないが、普通じゃないくらい仲が良いのが、今話しかけられた、義妹の明日華だ。明日華は一つ下なんだが、なぜか、今でも一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりしている。これって、兄妹の域なのか・・・?
「おっ、明日華~!今日帰ったら説明するな~!ごめん、咲。今日は明日華といろいろ話さなくちゃいけないことがあってな。また明日!」
「あっもう!・・・逃げられた。明日華ちゃん、しょーちゃんにお姫様抱っこされるとかうらやましすぎる・・・!私のこともあーしてくれないかなぁ。」
僕はなぜか、咲、奏、愛奈と契約をしている・・・。
帰り道にて
明日華「ねえ、お兄ちゃん。契約って本当にどういう意味?」
翔太 「明日華は気にしなくていいんだぞ~!さ、早く帰って勉強しよう。」
明日華「えぇ~?今日帰ってきた入学前のテスト、満点だったよ?」
翔太 「さすが明日華!えらいな~!」
明日華「えへへ。お兄ちゃんに頭撫でられるの好きぃ♡」