表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偶然×偶然の恋愛  作者: sueoki
77/160

Page 77

Page 77


「いくぞ」

「うん」

俺達は今運命の日を迎えていた。

今、俺と彼女の2人は彼女の家の玄関の前に立っている。ここから俺達2人の戦いが始まる。

ガチャ

彼女が玄関のドアをゆっくりと開ける。

「た、ただいまぁ〜」

彼女は控えめな音量で久しぶりの家に挨拶をした。このただいまら家族に聞こえないと意味はないぞ。あれ?これもしかして、口に出てなかった?俺もしかして緊張してる?

俺は一旦落ち着くために心臓に手を当てる。バクバクと音が鳴るように激しく動いている。大分緊張しているようだ。まあ、当たり前か。状況が、状況だからな。言い方でなく、悪い方なのだからそりゃ緊張する。いくら、俺が大体緊張しないタイプだからってねぇ〜。これから殴られるかもしれないんだから。

俺がそんなことを思っていると彼女は強張ったように動かない。

「どうしたの?」

「なんで声小さくしてるの?」

「そっちが小さくしてるからそうしないといけないのかと思って」

「別にわざとやってるわけじゃ...」

彼女もやはり、いや、当たり前か。俺以上か。かなり緊張しているようだ。お姉さんには話を通してある。その上、家族が全員あるタイミングまで教えてもらった。今日はその時間に合わせてこの家に来た。

「俺がついてるから。...こんな気休めな言葉しか言えないけど」

「うん。ありがと。行くしかないよね。ここで引き返しても結局行かないといけないんもんね」

彼女は覚悟を決めたようだ。俺は今でも平静を装ってるだけでちょっとビビってる。なるべく、ビビってることがバレないように立ち振る舞わないと。こんなんで大丈夫か?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ