Page 76
Page 76
なんやかんや帰る時間になった。2日という短い間だったが、休ませてもらった。
帰りも狭いながらも車に乗り帰路を進む。
ここからの内容は帰路での車内の会話だ。
「2人はこれからマジの方でどうするの?」
きんが俺達2人にそう聞いてくる。
「妊娠したこと親御さんに報告しないとでしょ」
ゆうも真剣に聞いてくる。
「正面切って堂々と報告する予定。小細工しても仕方ないし。問題は...」
俺は彼女の方をチラッと見た。彼女も少し心配そうな表情をしている。
「彼女が家出中ってところ。間違いなく2人してドヤされるだろう」
「それはそうだよね。家出中に男作って、その上、お腹に赤ちゃん宿してるなんて言ったらね...」
彼女も下を向いている。流石にまいっているのだろうな。
「なんかそれだけ聞いてるとかなりやらかしてますね」
ゆうがそう言って反応するが、俺達2人はガチでやばい状況を改めて知らされたためにちょっとだけ気が落ちていた。
「事実だからこそ痛い」
「ほんとにどうなるのかなー」
「意外と2人とも呑気じゃない?」
隣でせんが俺達にそう言ってきた。
「覚悟決めただけ」
「あたふたしても仕方ないもんねー」
彼女も意外と肝が座ってるよな。普通の人はもっと不安定になるはずなのに。いや、望んだ結果だからそうでもないのか?逆に俺があたふたと揺らついているのか?
というようなことがあって次回からはついに運命の決戦が始まります。決戦といってもお互いの家に行くだけだがな。




