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せんがゆうに何か耳打ちをしている。その直後に、何を言われたのかは知らないがゆうが彼女の方を確認する様にチラ見した。チラ見じゃダメだったらしくすぐに彼女をジッと見つめた。その隣でせんも彼女に視線を移す。
「?私、何か変かな?お腹まだほとんど出てないと思うけど」
流石に、彼女も2人からの視線に気づいた。
「ちょっと言ってくる」
「うん?」
俺は2人、いや、せんの行動の真意を確かめるために彼女から離れ、せんのもとに向かった。それに気づいたせんがこっちに近づいてきて、俺にコソコソだと耳打ちをしてきた。
(彼女、意外と胸あるな。今まで全然気づかなかった。着痩せするタイプ?つか、お前はあんないい子と夜を嗜んでんの?)
お前もそっち側の人間か。
俺もコソコソと耳打ちをして言葉を返す。
(人のよ...彼女をそんな風に見ないでくれ)
俺がそう言うと
「そんなことはわかってるけど、彼女が想像以上に魅力的なんだよ。顔はいいは、身体も思ったよりいいなんて」
そう言うことは言っちゃダメだろ。
「彼女は今スッピンなの?」
横からゆうが話しかけてきた。
「うん、そうだけど」
「えぇ!全然化粧してる時と変わらないじゃん!」
ゆうは驚いた反応をする。すると、せんもそれに続くように驚いた。
「それマジ?!」
「彼女は基本は薄くしか化粧してないから」
「どっかの芸能人とかの厚化粧と違うんだなー。元がかなりいいってことじゃん」
ゆうがそう解説する。
「尚更、羨ましくなってきたぁぁぁ」
せんが叫んだ。
こっち側でよかったと初めて思った瞬間だ。彼女ってそんなに可愛いの?俺は最近は常に隣にいるからな。そこら辺の感覚が分からなくなってる。いや、別にタイプじゃないとか、可愛くないとか言ってるわけじゃない。彼女は、俺にとって世界で一番可愛いということは確かだ。ただ、それが他の人から見ても当てはまることなのかは別な話だ。




