Page 58
Page 58
5人で車に乗って移動する。
「後ろ狭くない?」
「狭いけどこんくらいなら大丈夫」
俺は運転席から後ろを覗いてきたきんにそう返した。車を後ろから見て、右にせん、真ん中に俺、左に彼女が座っている。まあ、きっとこの車の後部座席に本当はこんなに人が座るものじゃないのかもしれないな。これは作者が車を知らない舐めプやろうと言うわけでなく、この作品はこんな感じの方が面白そうということでこのような構図になった。
というか、普通に違反です。彼らは軽自動車に乗っているので大人を基準とした定員は4人までで、大人は子供の1.5人分扱いなので、軽自動車の定員は最高で5人ですが、それは子供を乗せている状態の時だけです。子供とは12歳未満の人を指しています。それ以外の人は大人の人数計算になります。今回、この人達はバリバリ違反していますが、こっちの方が話の相互性がとれて面白そうなのでこのような形でいかせてもらいます。という言葉を作者から一言言わせてもらいました。本編に戻ります。
「狭いけど大丈夫?」
俺は彼女のことが気になって聞いてみた。
「うん、大丈夫だよ〜」
彼女は全然辛そうな顔などはせずに平気そうな返事をした。
「具合が悪くなったらいつでもいいから言って」
「うん、心配してくれてありがとう。でも、大丈夫だって」
「・・・」
こんな状態で彼女を連れ出すのはやはりまずかったのか?




