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偶然×偶然の恋愛  作者: sueoki
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俺は2人の言葉を無理やり遮って彼女の自己紹介をした。

2人が俺1人を囲んでくる。

「どういうこと?ほんとに??」

ゆうが俺に確認してくる。

「ほんとに。さっきも言った通り同窓会で久しぶりに会って、意気投合してそのまま付き合ったって感じ」

「あれ?お...」

きんが例の事を言おうとしていたのを口を押さえ込んで俺は止めた。

「それ以上は今は...ここは人通りもあるし」

俺はきんの口を押さえながらボソッと伝えた。

「ば、ばかった」

口を塞がれて言いにくそうながらもきんは返事をした。

「それじゃあ、行く?」

きんがみんなに問いかけ、皆が頷き移動する。今回もきんに運転手をしてもらう。俺は隣にいる彼女に目を向ける。そして、小さい声で彼女の耳元で言葉を掛ける。

「体調の方は大丈夫?」

「うん、そんなに気にするほどじゃないよ」

「でも、妊婦なんだから無理とかしたら...」

「家に1人置いて行かれるよりはマシだよ」

彼女はこう言って強がっているが最近は妊娠した影響でつわりが酷かったり、貧血気味だったりする。ここまで症状が出るとガチなのはわかった。だが、彼女のことが心配だ。今はまだ安定期にも入ってないし、本当は大人しくしていた方がいいのだろうが...

「私顔をそんなにじっくり見て〜そんなに心配しなくて大丈夫だよ」

彼女は今回キャンセルするのはまずいと無理やりついてきた。いや、正確には俺と離れたくないからついて来たという方が正しいのだがな。家出中にもかかわらず2泊3日家におれごいないのはちょっと言ってきんに無理を言ってついてくることになった。だが、この選択は俺達にとって正解の選択だったのか?

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