表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偶然×偶然の恋愛  作者: sueoki
5/160

5th page

5th page


俺は彼女を見て何か満足したのか、足が店の出入り口の方を向いていた。俺はほとんどの人達と関係を絶っていたために、ここにいる奴らの今をほとんど知らない。それでも、噂ぐらいは少し聞く。確か、彼女はいつだったか忘れたか彼氏に浮気されて分かれて以来男性恐怖症の節があると聞いたことがある。普通に会話する分には問題ないらしいが、恋愛となると全くダメらしい。それによって今まで何人も撃沈したと聞いた。まあ、学年でも1、2番を争うぐらい可愛かったしモテても当然だとは思った。まあ、今の俺には全く関係ない話だがな。

俺はそんなことを思いながら帰ろうとする。俺の目の前にさっき俺が話題に出した俺が前好きだった女の子がかなり酔っ払いながら現れた。

「へへへ、久しぶりだね〜」

「久しぶり。そんなに酔って大丈夫?」

もしかしたら、語り手と俺の口調が違うと思う者もいると思うが当たり前だ。現実でこの語りみたいに話すやつなんていないからな。まあ、仲のいいやつだとこれが出ることもあるがほとんどは俺は物腰柔らかく丁寧に対応してるつもりだ。会話に戻ろう。

「心配してくれるの〜?ありがとうぅ。やっぱり、優しいね」

「どうしたの、わざわざ俺のところに来て」

「ん〜?なんか懐かしいから話しかけてみただけ〜」

こいつかなり酔っ払ってるな。

「誰かにこんなになる前に止めてもらえなかったの?」

「え〜?なんのこと〜?」

ガタッ

「おっとっと。危ない危ない」

「本当に大丈夫?」

「へーきへーき」

アルコールが入っているということもあり顔が少し赤い。その上、平衡感覚もまともじゃないらしい。

はっきり言っておくと、この酔っ払いの美少女?がこの物語のキーパーソンとなる人物だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ