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「久しぶりにどうだった?」
「ん、楽しかったよ」
「大丈夫だった?」
「ん?なんのこと?」
彼女が俺の言ったことを少し困惑したような表情をした。
「いや、俺達ことなんか聞かれた?」
「んーまあ、色々聞かれたけど…」
「その様子なら問題ないかっ」
「別に隠したって仕方ないよ」
「楽しかったならよかったよ」
「今日1人で寂しくなかった?」
「...寂しくないと言えば嘘になるかな」
「あっれれぇ〜。その様子だと寂しかったってことかな〜。意外と寂しがり屋なんだね〜」
そう言って彼女はニヤニヤしながら俺に迫ってきた。
そりゃぁそうだろ。
「仕方ないだろ。ここ1ヶ月ずっと生活を共にしてたんだから、いなきゃ少し違和感がある。俺だってお前に会えなくて寂しいんだよ」
彼女は嬉しそうな顔をしてこっちを見ている。
ニコニコ
「あなたにもそんな感情があったんだね。私ばっかりが一方的に押してるだけだと思ってた」
「そんなわけないよ。俺は...」
「俺は?」
「いや、何もない」
「ちょっとそんなこと言われると気になっちゃうよ」
「俺も君と同じ気持ちだよ。それは嘘じゃない」
「もっとはっきり言ってよ。私そんなこと今まで言ったことないじゃん。私てっきり責任取るために無理やり一緒にいるんじゃないかと思ってたよ」
「さっきも言った通り、それだけだったら一緒になんて暮らしてないし、」
俺はここで一旦言葉区切って真顔になった。
「??」
「毎日のように夜2人であんなことするわけないだろう」
「クスクス」
こいつ笑いやがったな。
俺達の2人の日常はまだまだ続く。




