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「とにかく家に入ろう?今日の夜もやるでしょ?」
「あ、うん」
俺は曖昧に返事をして2人で家に入る。俺達は2人で風呂に入る。最近は2人で風呂に入るのが通例となっている。
そして、2人で同時に上がって俺の部屋に行く。
「やっぱりあの問題はどうにかしないと」
「いっそのこと公表しちゃう?」
「あなたが家出してないのなら私達は久しぶりに会って意気投合して今付き合っていますで他の人達はいいかもしれないけど。家族はそうはいかないだろ」
「そうだったね。この家が思った以上に居心地がよくて忘れてたよ。家族はみんないい人達だし、お母さんのご飯は美味しいし」
「それはありがとう。うちの家族に直接言ってやったらもっと喜ぶと思う。多分、今すぐにでも嫁に来て欲しいとかって親は騒ぐかも」
いや、もう半分嫁に来ている状態か?俺はそんなことを思ったが、隣で彼女は嬉しそうな表情と反面恥ずかしそうにもしている。
「そうかな?そういえば私は親御さん公認で結婚を認めてもらえるかな?」
あ、俺地雷踏んだわ。
「ねぇねぇ。聞いてる?」
「でも、直接言うと照れるかもしれないな〜。状況とかタイミングとか大事かなー。はっはっはっ」
俺は笑って誤魔化した。彼女と結婚することを親了承を得る前に彼女と彼女の家族との問題をどうにかしないと。確かこいつ、姉がいたよな。
「なあ、お願いがあるんだけど」
「なに?」
「どうせお姉さんには遅かれ早かれ俺達のことが届くと思うんだ。だから、お姉さんには直接今のうちに話しておいてご両親を鎮静化しておいてもらわないか考えたんだけど」
「んー。それは微妙だね。だってお姉ちゃんがお母さん達にバラしたら変わらないし」
「でも、ここで先手を打たないとこれからどうなるかわからなくなる」
「確かにそうだけど、ほんとにそれで大丈夫?」
「わからない。正直家出をやめれば解決するような気もするけど」
「...それだけは絶対言っちゃダメだよ。家出した上に男作ってお腹に赤ちゃんいるかもしれないなんて知られたらどうなるかわからないもん」
「それこそ遅かれ早かれじゃない?今の傷の浅いうちに戻ってしまえば今後大きなダメージは...」
「確かにそれが一番いいかもしれないけど。今回は絶対帰りたくない」
「でも、今後絶対に行かないといけない場面が来るだろ。俺達が結婚する時、妊娠した時、どのみち報告に行かないとだろ」
「・・・じゃあ、どうしよう」
「お姉さんも取り敢えずは接触しよう」
「うん分かった」
この後、彼女のお姉さんと直接接触することにる。




