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「てゆうか、2人ともその話結構やばくね?俺に話して大丈夫?」
「それはもう彼女の様子を見れば手遅れだと分かるから大丈夫」
「あ、そうなの?」
「え、やっぱり話しちゃまずかったかな?」
「どのくらい話したの?」
「全部。今みたく全部だよ」
「そうか全部か。じゃあ、もう手遅れだ」
この女なにやってんだよーー。全部はまずいだろ!もう一度確認するべきだ。
「えーと。全部ってどこまで?」
この時の俺は多分歪んだ笑顔で聞いたと思う。
「お腹に赤ちゃんがいることまで」
俺はこの時顔が青ざめた。かなり。
「いや、それは嘘だろ」
「嘘じゃないじゃん。実際、いてもおかしくないことしてるんだから」
「うっ、確かに」
「流石に、そんなことは言ってないよ。生で中にやっちゃったって」
「それもう直じゃん。言ってることあんまり変わらないじゃん」
「そお?」
「うん」
「お二人さんそんなかなり重要なこと俺の前で話していいの?」
「もうておくれだから?」
「ん?」
彼女は不思議そうな顔をした。何故、彼女はここまで強いのだろうか?不安や世間体などを気にすることは無いのだろうか?
「2人ともさっきから話を聞いてて思ったんだけどガチで生でやったの?」
「...まあ」
「うん。2人の赤ちゃんが欲しくてね」
「まだ学生でしょ?ほんとにできちゃったら大変じゃない?こんなことを親に言うことできないし」
「ほんとにそこなんだよ。どうしよう?」
「いや、もう手遅れでしょ」
「やっぱり?」
「ほんとにこの話は俺の前でしていい話だったの?」
「さっきからもう言葉を変える気はないから」
「別に誰に言ったって結果は変わらないもんね」
「そうだね」
俺は最後に素っ気なく返した。




