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俺は久しぶりに会う様々な面子をじっくり観察した。酒も飲まず、つまみを貪り食っていただけの俺はあまりにも暇だった。だから、俺はみんなを見た。大分変わっている奴も多くいた。髪の色が違う奴、背がかなり伸びている奴、え、誰?となる程顔が変わってる奴、いろんな奴がいた。俺が1番何もかも変わっていないような気がするぐらいみんな見た目は変わっている奴が多い。様子を見てみると雰囲気は変わるところが多少あっても中身はさほど変わってないなと思った。俺がそんなふうに周りをジロジロ見ていると1人の男に話しかけられた。
「お前、なにジロジロ周り見てんだよ。久しぶりに会ったから女子を品定めでもしてるのかぁ〜??」
少しだけ酔った様子だ。なんか俺に肩組んできた。俺は適当なこと言ってはぐらかした。
「まあ、そんなところだな。もっと飲まなくていいのかよ?」
「流石に飲みすぎんのはやばいだろ。ここでハメ外しすぎて何かやらかしても問題だしな。程々にだ」
「おーい。こっちこいよー。お前、三次会どうするー?」
別のやつが俺に話しかけてきた奴を呼ぶ。
「わかったー。今からそっち行くー」
そう言ってそいつはそっちに行った。俺はその場に残った。奴らは会話を開始してとても盛り上がってる様子だ。今こちらを少しチラ見された。もしかしたら、俺も含めて呼んだかもしれないが俺は無視する。久しぶりにあいつと話せて俺は懐かしい気分だなと思った。