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「昨日、俺はお前の介抱を他の女子達から押し付けられたんだよ。それで、その後自宅に送り届けてやろうと駐車場の方に肩を貸しながら歩いていたらなんか変な方向を指差すからなんかあるのかなと思ってそっちの方に行ったんだよ。そしたら、お前はホテルに指差して俺を連れ込んだんだよ。そして、お前は俺を誘ってきて俺はあまりにも強引に誘われてたためにやっちゃったわけなんだよ。不可抗力だ。そっちから襲ってきたようなもんだよ。あと、生でやったのはそっちが大丈夫って太鼓判押して攻めてきたからであって...」
「わ、私がそんなことをしたの?!本当に?!たしかに、昨日は調子に乗って飲みすぎちゃったけど...私がそんなことするわけないじゃん。もしかして、私に罪をなすりつけてこのやってしまったことに対してのなかったことにしようとしてるの?」
彼女は俺のことをひどく睨んでくる。中学のころこんな目はされたことはなかった。優しさとほんの少しの哀れみの目しか俺に対して向けてこなかったのに...というか、久しぶりに顔をまじまじとみたらこいつやっぱり可愛いな。いや、俺の語りが控えめ過ぎたわ。この女の子、めっさ可愛いわ。
「こんなことする人じゃないと思ってたのに...私悲しいなぁ」
「だから...いや、止めれなかった俺も悪いか」
今考えれば俺にも大きく非のある部分はある。いくら彼女が誘ってきたからと言って何かこうなることを防ぐ手段があったのではないか?俺はなんであの時考えなかった?それはきっと俺の中に邪な心があったからだ。しかし、もし他の人に今回のことを聞かれた時俺はきっと『後悔はなかった』と答えるだろうな。後悔はない。これで...良かったはずではない。結果は良くない方に予想通りに転がったがそれはそれでまあいいか。




