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短編集1  作者: 中塩屋 治
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雨の川

 たさんの、光。草の香り。石の感触。濡れた土。何も、考えていない。感じているだけ。歩いて、いる。


 水は、水。土は、土。水は、川となり海となる。土は、山となり浜となる。


 行く人々。逃げ惑う蟹。橋の上に、佇む。流れを、感じていたい。


 水は、まだ山にある。雨で、別れていた、水が出会うとき。


 「夏の日」

 もう、着くころ。もう、見えるはず。いつものように、そこに居るはず。


 ここに居れば、感じることもない。行くこともない。閉ざされた暗闇に、眠る。


 

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