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7・ちゃんとお世話できるもん!

 サブタイトルは適当につけました。真剣に悩んだりしましたけど、結局思いつかなかったので。

 さあ、ノスタルジックは終了!


「ま、そういう事で一つよろしく頼むぞ。この会話はグレイキンには聞かせていないから安心しろ。じゃ、またな」

「出来れば二度と出てきて欲しくないですけど」

「だったら二度と俺の……グレイキンの前で無様を晒さないことだ」


 相変わらず本当に十五歳なのか分からない……というツッコミを受けつつ言動と表情と心をお転婆天才魔法術美少女グレイキン・ヴァルゲンの物に変える。


「あ……お話、終わった?」

「うん、終わったよ……グレイキン、よく聞きなさい」


 先ほどとは打って変わって愛情たっぷりの優しい口調。つまりは普段と同じかそれ以上に優しくなった父さん。クエレブレとグレイキンで分けるメリットはここにあるんだよな。色んな父さん達を見ることが出来る。


「なぁに? あ、もしかして恐竜……」

「いいや、その事じゃないよ」


 それなら黙って聞こう。一応、ほっと一息ついて露骨な隙を見せる。

 呆気なく釣られた父さんは優しげな目付きのままで語り始めた。


「グレイキン。お父さんやお母さん、それにクーメスやナジェはグレイキンに危ない事をして欲しくないんだ。それは分かるね?」

「うん……その、ごめんなさい。勝手に森へ行って……」


 ポンポン

 頭に手を置かれた。意外なほど硬く、落ち着く手だ。


「うん、分かっているのならそれでいいんだ。でもね、グレイキンが危ない事だって分かっていて、それでも何かをしたいのなら遠慮なく言いなさい。お父さんはよほどの事じゃなければ協力してあげるし、お母さんだってきっと賛成してくれる」

「え……」


 この状況はグレイキンにとって唐突な誕生日プレゼント(残念ながらこの世界では毎年貰える物じゃ無いが)を受け取ったような感覚だ。ならば、ほんの一瞬だけ呆けてもなんらおかしくは無い。


 そして直後、水を得た魚のように復活する事も。


「なら、恐竜飼うよ!」

「……そう言うと、思っていたよ…………も、もちろん良いとも」


 もう全てを悟りきったお釈迦様のような表情(知らんが)で受け入れる父さん。きゃー、かっこいー。


「ただし、家とは少し離れた……」

「ドングリ! お家を作ってね!」


 言わせねぇーよ?

 父さんの言葉を遮るようにドングリモドキを八つほど取り出し、木の魔法術を使って新たな家を造る。

 わりかし本気を出したのと構造が簡単だったからカップラーメンが出来る平均的な時間で造り終わり、その速度に眼を剥いていた父さんの口を閉じさせはしなかった。顎が外れた的な意味で。


 そんな父さんには構わず、俺は実家の隣に出来た犬小屋……いや、恐竜小屋を見て満足げに頷き、続いて恐竜へと体を向けた。

 ベロォ……


「く、くすぐったいよ! われが良しと言った時だけしかベロォはしちゃだめだよ! 分かったみゃ!?」


 再びベロォ……うん、まあ、初日だし、あまり厳しくしないでおいてあげよう。うん。決してチラリと見えた黒いバナナ状のアレに怯えた訳ではない。確かに貫かれたら昇天しそうだけども。

 おっと、この表現はアブナイ。


 しばらくされるがままになり、そろそろお洋服はもうお釈迦だな……と諦めた頃。

 やっとベロベロ天国(地獄?)から解放された。


「うぇぷ……もう怒った! 今日からお前の名前はベロだよ! 決めた! 決定! カクテイジコウ!」

「ガゥ?」


 そんなとぼけた表情をしてもダメです。これはもう決まった事です。ハウス、ベロ、ハウス!


「……ベロ、お前の新しいお家よ。今日からここで寝なさいね」

「ガァ?」


 くっ、翻訳の魔法術とかあれば良いのに!

 あ! あった!


「クーメス!」


 今まで空気だったクーメスを呼ぶ。


「なんでございましょうか! グレイキン様!」

「ちょっとベロとお話させてよ!」

「なんと! 魔獣ともお心を通わせるとは、流石はグレイキン様です! 良いでしょう! このクーメス、一世一代の大勝負とまいります!」


 え、なにそのヤンデレっぽい覚悟。俺、聞いてないよ?

 父さんが慌てて止めようとした。


「馬鹿! 魔獣に精神の魔法術は……」

「開かずの永久にいざ行かん」


 が、遅かった。

 クーメスが精神の魔法術を使った途端、ベロが超不機嫌になった。そしておもむろに尻尾を振りかぶり、クーメスを吹っ飛ばした。


 あ、そういう事。

 父さんが額に手を当てながらポツリと、


「魔獣に精神の魔法術を使って失敗すると逆襲されるって言ったじゃないか……」


 そんな事を言った。

 当のベロはフンとデカイ鼻腔から鼻息を漏らしつつ、再び俺をベロォ……


「くっ……なんの! このクーメス、グレイキン様の為なら命など! 開かずの永久にいざ行かん」

「やめろクーメス! 命令だ!」


 いかん、父さんの静止が意味を成さずにもう一度吹き飛ばされる。

 その前に俺はクーメスとベロの間に入る。さっきと同じように尻尾で弾き飛ばそうとしたベロが不機嫌そうな表情で俺をジロリと見る。まったく、このペットは俺のペットとしての自覚がペット的に足りないようだなペットめ。


「ベロ! クーメスをいじめちゃダメだよ! 悪い子にはオシオキね!」


 高らかに宣言し、俺は氷の魔法術と水の魔法術を使って弱い雷をベロに向かって飛ばす。


「グゥゥ」


 一瞬光ったかと思えば、直後にベロはびっくりして少し情けない声を漏らす。

 これは雷雲と似たような状況を作り出して電位差や電荷(っぽい物)を水素と酸素で調整して使うオリジナルの魔法術だ。雷の魔法術は存在するけど、俺には才能が無かったので科学技術を使って再現した。開発には結構苦労したけど、基本的な原理らしきものは理解しているので偽物の魔法術で魔結晶を作るよりは負荷が少ない。


 父さんが頭を抱えながら蹲ってしまった。まあ、娘が才能無しの魔法術を使ったように見えたんだ。その気持ちも分からなくは無い。


 だが、それより。


「ベロ、痛かったでしょう? クーメスをいじめると、こうなるのだよ?」


 クーメスを守るように大の字の体勢になり、指先に先ほどと同じような雷……というには聊かおこがましいような『見える静電気』を迸らせる。


「グゥ……」


 ベロは借りてきた猫のように縮こまった。うむ、それで良いのだペットよ。


「ベロ、もう一回クーメスが心を繋げるよ。もし良い子にしてくれたら……これをあげるよ」


 そう言って龍骨おやつを取り出す。鞭の後は飴。愛の基本だ。


「ガァ……」


 おっと、釣られたな。

 そんじゃ、行ってちょうだいクーメス。


「使ってよ」

「承知いたしました! 開かずの永久にいざ行かん」

「グゥゥゥ……!」


 案の定嫌がっているみたいだが、静電気をちらつかせると途端に大人しくなった。トラウマになるほど驚いたのか。いいな、今度から魔獣の調教とかやってみよう。いくらか調整出来るとはいえ、まだまだ大雑把だから練習になるし。


「良い子ね。ほら、龍骨おやつだよ」

「ガゥ!」


 手にしていた龍骨おやつを放り投げる。ベロは嬉しそうにキャッチし、バリバリと咀嚼して飲み込んだ。うむうむ、飴としての価値は高いようだ。


「グレイキン様! ベロ様は嬉しいと感じていらっしゃるようでございます!」


 そうか、それは良かった。

 ……嬉しいと感じて、ね。つまりは精確な意思疎通は出来ないって事だな。


 むぅ……しかし、これはちょっと。


「ふぁ、ふ……五分前までの俺を思うと結構気恥ずかしいが、仕方ないか」

「クエレブレ殿?」


 おう、天才魔法術美少年クエレブレ・フォン・ヴォルケンゼルベリオス殿ですよ。


「クーメス、ベロは今嬉しいという感情だけを抱いているのか? それともお前と繋がっていて嫌だという感情も合わせて抱いているのか?」

「……そういう事か」


 俺が出てきた理由に父さんも納得したのだろう、仕方ないという表情だ。

 精神の魔法術はその名の通り対象の心とか精神とかに影響を与える魔法術で、クーメスが使っているのは相手と意思疎通を可能とする魔法術だ。しかし、人間または亜人以外の、例えば魔獣なんかに使った場合はどういう仕様になるのかって事は誰も知らない筈だ。さっきの父さんの制止とベロの行動が原因で。


 という事は、詳しく検証をしなければならない。

 つまり、無知のグレイキンは邪魔だ。


「いえ、グレイキン様のお菓子が美味しくて嬉しいという感情のみでございます!」


 やはりか。

 まあ、もし心に抱く全ての感情が伝わるって仕様なら人間もしくは亜人同士でだって心の奥底の感情とかまで全てが伝わってしまうのだから、当然と言えば当然だ。尋問用でそういうのありそうだけど。


 ふぅむ、しかし。困ったものだ。

 これでは詳しい指示が出せない。


「そうだな……クーメス、大人数と心を繋げるような魔法術は無いのか?」


 それさえあれば俺が指示を出せそうな物だが。生憎と俺は精神の魔法術を使えないんだ。


「噂話程度には聞いたことがございます」


 OK、お前には使えないという意味だな。


「そうか……父さん、龍骨おやつはまだあるか?」

「あなたに父さんと言われる筋合いはありませんが……あれは香りが肝心なのでそこまで在庫はありません」


 なるほど。そういえば一ヶ月程度で香りが飛ぶって聞いたな。グレイキンの好物だから無駄遣いは出来ん。


「だとしたら……いや、今は良いか。クーメス、やめていいぞ……あ……」

「承知いたしました!」


 検証が終わったからには体をグレイキンに返さなければならない。


「クーメス、何もわからなかったけど、ありがとうね」

「お、お安い御用でございます!」


 あ、ちょっとダメージ受けた。まあ、グレイキンは天然で若干毒舌気味という設定なので気にしない。


「お父さん、クーメス、少し離れてね。魔法術でなんとかするよ」

「分かりました!」

「……分かったけど、クエレブレ殿には魔法術について聞きたい事があるからね」


 あー、水と氷の魔法術による雷についてだな。ま、俺としても『魔法術総合研究家』の父さんとは語り合ってみたかったところだし、望むところだ。

 それに、『略式魔法術という概念』についても話しておきたかったし。


 二人の位置を確認し、十分安全圏にいると判断して各種魔法術で壁を作る。ベロの家の入り口から伸びて俺とベロを囲うような形だ。


「さあベロ、これなら迷わないよね。ほら、あそこに行くのよ!」

「ガァ」


 ここまでしてようやく意図が伝わったのか、ベロはノッシノッシと歩きだした。ふぅ、聞くところによればベロ……カルダニアルスは知能が高めであるらしいし、後二、三回くらい繰り返せばハウスを覚えてくれるだろう。

 そうだ、この際仕込んでおこうか。


「ベロ、ハウス!」


 特に何の反応も示さなかったが、今はこれでいいのだ。

 ベロがベロの家に入ったのを確認してから壁……というより仕切りに使っていた魔法術を解除する。


 父さんの顎が外れていた。


「アガ、アガガガガ!?」

「ベルネルト様! 失礼いたしますぞ……開かずの永久にいざ行かん…………グレイキン様! ベルネルト様は『なんだその魔法術の規模は!?』と仰っておられます!」


 あー、そういえば偽物の魔法術や木の魔法術でけっこう高度な事はやってたけどどれも珍しいせいで難易度が分かりにくい物ばかりだったからな。きっと俺=グレイキンの腕前を知らないのだろう。


 腕前と言っても、何か基準がある訳じゃないけどな。


「えっと、クエレブレがカガクって呼んでいる考えかただよ。カガクの考え方を意識して魔法術を使うと、凄いのだよ!」


 魔法術の発動は物理法則の管轄外だが、発動後は魔法術特有の法則による保護がかかっていない部分は管轄内。

 だから、科学の力が使える。

 実際、適性の無い雷の魔法術だって再現してみせたしな。


「アガガガガ、ガガ!?」

「『それは全体的な錬金術の概念か!?』 だそうでございます!」

「こーぎではそうだってクエレブレが言ったよ」


 答えるのはいいけど、いい加減顎治しなよ。


「…………絶対に、後で話を聞かせてくださいね」


 おっと、俺がグレイキンの表に出てきて良いのかい? まあ、よくないから歯軋りしているんだろうけど。総合魔法術研究者の血が騒ぐんだろうなぁ……

 ま、都合四年は教科書から離れていたおかげで詳しい説明は出来んが。俺、努力しないと身に付かないタイプの天才だから。


「任せて置け! だって!」

「……うん、楽しみにしているよ」


 おお、グレイキンのために表情を繕った。その涙ぐましい努力に免じてツッコミはしないでおこう。

 「お父さん……われよりクエレブレとお話をする方が楽しいのね!?」とか。


「それじゃあ、僕はフリスを説得しに行くよ。カルダニアルスの気配に警戒している筈だからね」

「むー、カルダニアルスじゃなくてベロだよ、お父さん」

「……そうだったね。うん、じゃあベロをお母さんに叩き斬られないよう説得してくるよ」


 どんなに面倒くさくてもそういう投げやりな態度はダメだぞ父さん。


「ええ!? ベロ、お母さんが斬っちゃうの!?」

「だ、大丈夫だよ! そんな事にならないように今からお父さんがお話するから! 泣かないでいいんだよ、グレイキン! ベロはお父さんが必ず守ってあげるから!」


 お仕置きとして最大限の悲しみを表情に浮かべてみる。

 必然、父さんは慌ててグレイキンのご機嫌を取り始めた。扱いやすい男だ。


 とはいえ、きっちりとフォローが出来たのならばよろしい。


「そっか、ならよかったよ……ありがとうね、お父さん」


 遊んだ玩具はきちんと片付けないとね。




 父さんが母さんを説得するまで二時間もかかった。

 どうも以前戦ったカルダニアルスが酷い奴だったらしく、当時の感覚が抜けきっていない母さんは当然反対した。

 それでも最終的には納得してくれたので俺も父さんもクーメスもほっと一安心だ。母さん、今身ごもってるし。


「さて、グレイキン。お父さんはちょっとクエレブレ殿とお話したいことがあるんだ」

「ぼくー?」


 そして今、俺は『仄暗い森』にほど近い草原にて父さんと相対している。

 クーメスは身重の母さんとこれまた同じく身重のナジェさんのお世話をする為、家に残った。クエレブレ君はおまけみたいなもんだ。


「クエレブレ君じゃないよ。クエレブレだよ」

「???」


 よく分かっていない様子。ま、二歳児に何を期待してんだかって話だ。


「ふぁ、ふ……やあ、クエレブレ君。俺が……」

「ふぇぇっ!? ら、らーら! らーらどこぉ!?」


 ……何?


「らーらどこ!?」


 クエレブレ君が問い詰めるように俺を睨み付ける。ひょっとしてクエレブレ君、クエレブレ・フォン・ヴォルケンゼルベリオスの事が分かるのか?


「…………っ! っ!!」


 父さんがまた頭を抱えて何か言葉にならない叫びを上げている。こりゃ、家系じゃなくても禿げそうだな。

 それより、クエレブレ君だ。


「あ……あれ? クエレブレ? お話するんじゃないの?」


 面倒くさくなったのでグレイキン思考に切り替え。するとクエレブレ君の顔にたんぽぽのような笑顔が咲いた。


「らーら!」


 そして抱きついてきた。ちょっと混乱気味だが、ここは便乗させてもらおう。


「良い子、良い子。大丈夫だよ、らーらはどこにも行ってないの。ちょっとクエレブレに頭の中を貸してあげただけだよ!」


 自分で言っていて未だに違和感があるな。この世界(というよりこの言語)のシスター……姉は『ラアセク』。で、舌っ足らずな子供は前世で言う「ねーね」とか「にーに」みたいなノリで「らーら」と呼ぶ。兄は『クウケギ』で「くーく」だ。分かってんだけど、やはり前世で弟が妹を「ねーね」と呼んでいた身からすれば違和感バリバリだ。そもそも喋り出したのもつい最近だし、仕方ないと言えば仕方ないのだが……まあ、月並みだが慣れるしかないな。


「ぼくー?」

「違う違う、クエレブレはクエレブレだよ。ふぁ、ふ……そう、この俺がクエレブレだ」


 なんか説得できそうなので再登場(Vサイン)。


「!? ら、らーら!?」

「落ち着け、クエレブレ君。ほれ」


 再び取り乱しかけたクエレブレ君に緑の魔結晶を作り出して与える。それを見たクエレブレ君が「らーらのほうせき!」と叫んで嬉しそうに受け取った。違いが分かるのか、クエレブレ君。


 ともあれ、大人しくなったので良しとしよう。

 ……クエレブレ君に関しては。


「父さん、この現象に何か心当たりは?」

「だから父さんと呼ばないでくださいと……いや、無い」

「そうか……父さん呼びは諦めてくれとしか言いようが無いな。これでも十五で父親と永遠に別れたんだ。棚からポーション出てきたようなもんだし」

「…………仕方ない」


 あ、ちょっと可哀想だなって表情になった。よし、今後は『非業の死を遂げた天才魔法術美少年に秘められていた父親という概念への愛情』的な路線で行ってみよう。目標はいつかデレさせる事だな。


 ちなみに、棚からポーションとかのことわざは勝手に古代魔導文明時代のスラングと説明しているため、こっちの世界の言葉ではない。確か似たようなことわざが……ああ、鉛の中から黄金だ。ここら辺も慣れないといけないんだよな……


「とりあえず、クエレブレ君の今後を見て判断するしか無いと思うが、どうだろう?」

「そうですね。それが良いでしょう」


 一瞬超能力の事が脳裏を過ぎったが、まさかな。ここ、剣と魔法のファンタジーだし。どうせ俺の時と同じで魔眼か何かだろう。


 久しぶりに友人宅へ行ったら、体中が酷い事に……まあ、楽しかったけど!

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