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1・非日常のプロローグ

 趣味と遊びと暇つぶしと憂さ晴らしを真面目に突っ込んだところ、意外に良い物が出来たので、二作目を投稿してみました。

【名前】日露銀蛇

【好きな物】二次元、ノブレスオブリージュ

【特技】柔軟体操、人間観察、バリ取り

【趣味】上記に加え鍛錬、カラオケ、必殺技

【嫌いな物】オリハルコン、トマト、人口の約半分

【夢】伝説の銀鎧


 ……よし、我ながら良い出来だ。これで三年生もぼっち確定で良き中学生活を送れるだろう。

 自己紹介カードの欄を全て埋め、手持ち無沙汰な現状を音楽で紛らわす。まさか授業中にイヤホンをしていても怒られないとは、良い時代になったものである。


「ちょっとあなた! なんで学校にイヤホンなんて持ってきてるのよ!?」


 違いました。単に教師が怠慢なだけでしたね。

 俺に注意してきた女に目を向ける。特に憶えるべき特徴も無い、普通の女子だ。いや、クラスという限られた空間内に置いては比較的上位に位置する容姿の持ち主だと考えれば、普通とは言い難いか。なんにせよ、俺の好奇心に引っかかるような奴じゃない。仲良くする必要は無いな。


「なんでって言われてもな、無駄な時間を過ごしたくないから」


 俺の言葉に呆れたような表情を向け、直後に怒った表情に変える。


「無駄な時間ですって!? 今は自己紹介カードの書き込み時間でしょう!」

「終わったんだよ。ほれ」


 そう言って俺は自身のカードを見せる。所々で目が留まるも、一応全て埋めてあることを確認したクラス内美女Aは、それでも憤った態度を崩さない。


「だとしても、ここは勉強をする場所……」

「その指摘絶対来ると思ってたから、ほれ」


 予め用意しておいた数枚の紙を取り出し、美女Aに渡す。それを見た美女Aは驚愕に目を剥いた。そうだろうそうだろう。何せ、それは高校一年レベルのテスト(難関校の過去問)の答案用紙だ。それも後期の方の。


「俺はもう勉強を済ませたから、ここで勉強する意味が無い」

「っ……だとしても、皆持って来てないんだから……」

「つまり、皆が持って来ていればイヤホンは反則でも何でも無くなると! じゃ、持ってきた奴、挙手!」


 それなりに静かな空間であった中での諍いは既にクラス中の注目を集めていたようで、俺の言葉に五人以上の何人かが手を挙げ、証拠を見せる。ククッ、どうだ美女A。これが皆って奴の幻想だ!


「そ、そんな……」

「諦めろ、これが現実だ。ていうか、先生も持ってるし。その胸の膨らみ、ラジオ入ってるとバレバレですよ」

「「なっ……!」」

『『『え、マジ?』』』


 先生と美女Aが驚き、クラス中が騒然となった。

 追い討ちを掛けるように立ち上がり、俺は先生の座る机に手を伸ばす。先生は慌てて止めようとするが、時既に遅し。引き出しを開け、中から競馬の予想をする雑誌(だと思う)を取り出す。


「やっぱり」

『酷ぇ教師だな!』

『先生が持ってきてるなら……私も持ってこようかな』

『マジか。おい岡本、今度PSP持ってこようぜ』

『そうするか』


 (現実は)これである。だがしかし、ここで注意しなければならないのはこの先生だって教師であるという事だ。両者ともウィンウィンの関係を保てるようにしないと、俺の行動がパァだ。


「ところで先生、PTAにチクらない代わりに俺らの持ち物に関しては黙っていてくれませんか? なあ、皆もそれでいいよな!」

『『『おう!』』』

『『『うん!』』』

「うぐっ……わ、分かった」


 よろしい。

 俺は先生の引き出しに競馬予想雑誌を戻し、何事も無かったかのような顔で席に戻る。


「そ、そんな……私は、今まで何を……」

「勉強すればいいと思うぞ。こんな馬鹿共に、私はならない! って」


 落ち込む美女Aをフォローする。その言葉にハッと何かを悟ったかのような雰囲気を見せ、俺に「ありがとう、現実を教えてくれて」と、妙に迫力のある笑みで感謝の意を示した。うむ、結果オーライという奴だ。




 俺は『戦場の貴族 ノブレスオブリージュ』が好きだ。

 原因は親父。小さい頃に見たアニメに惚れて、今でも月に一度はDVDで全話を見る程のファンだ。そんな父を持つ俺は、自然と英才教育を施されて親父共々好きになり、今ではすっかりオタクと言われる類だ。


 そんな俺は、人生のうち何回か衝撃的な出会いを果たした。それが俺の人格に影響を与えたのか、どうも他人とズレているというか、狂っているというか。とにかくそんな奴なので、人付き合いという奴が嫌いだ。だから自己紹介カードにも(パンピーには)訳の分からん事を書いたし、クラスで『一目は置かれる』存在になって過干渉を防いだりもした。


 カードにはああ書いたが、将来の夢はまだ決まっていない。念のため東大の卒業資格くらいは取っておこうと思っているが、その先がまだ見つからない。

 まあそんな物だと思うし、両親もそれが普通だと言っているのだから焦る必要は無い。


 自転車を漕いで坂道を登りながら思考を続ける。

 勉強は出来る。小さい頃からるっくんに常々「勉強に関しては先生の言う事なんて聞かず、どんどん先に進め」と教えられて、学んだ傍から次の勉強へ進む毎日を続けていたらいつの間にか神童だの天才だのと呼ばれていたが、そんな物、結局は努力するかしないかの違いでしかない。


 幼稚園から小学校まで、親父の影響でちょっとレトロなアニメや漫画が好きだったから友だちなんて皆無。そのおかげで趣味に集中できたし、勉強だって惑わされずにしっかりとやれた。るっくんはそれが出来なかったから俺には後悔して欲しくないと、やり方を教えてくれたのだ。


 理由を尋ねれば、俺がるっくんと似ているからだそうだ。子供の頃から周囲とズレていて、度々問題を起こしてはPTAに活力剤を与えるような生き方が、とても自分に似ていたと。それは親を大切に思うのなら、とても損をする生き方だと、俺を導いてくれた。


 るっくんは近所に住むフリーターだ。正直ご近所さんの印象は良くないのだけど、親父とは趣味が合うそうでウチだけは仲良くしていた。その関係で俺もるっくんと繋がりを持ち、今ではもう一人の家族も同然に思っている。

 博識でユーモアがあり、人格者であるるっくんは、しかし。小さい頃に自分の才能にかまけて努力を怠り、問題ばかりを起こしていたため家族にも愛想を尽かれてしまったそうだ。るっくんはその話をする時、いつも後悔に塗れた表情を見せる。そして、その時の心の内を生々しく表現してくれるせいで、俺はるっくんを尊敬していても今のるっくんのようにはなりたくないと思ってしまう。


 その事を話すと、るっくんはその気持ちが大事だと言った。曰く、自分は他人に嫌われて当然の人間だからだそうだ。当時はまだ小学生だった俺が好きだよと言うと、優しく笑って頭を撫でてくれた。あの感覚を今でも憶えている。


 るっくんは、俺が自分とよく似ていると言う。それはつまり、俺が優れた人間だと言う事でもある。とも。

 人によっては傲慢と思うかもしれない。るっくんは、本人は随分劣っていると言うけど、実際に優れているし、子供のころに勉強をせがんだらしっかり教えられるようにと図書館に通ったりしていた所を見た。そして、とても分かりやすく説明して、面白い解き方や憶え方を幾つも教えてくれた。


 それだけじゃない。るっくんは二次元の文化にも詳しくて、誕生日とクリスマスにはいつも限定品やマイナーすぎて近所じゃ売ってないような物をプレゼントしてくれる。兄がいたら、それはまさにるっくんのような人だと今でも思っている。


 るっくんはよく、昔の話をしてくれる。それは失敗の連続であり、努力を怠ったが故の不幸や不運だった。明らかにどうしようもない状況だというのに、るっくんは『あの時に今の賢さがあれば』という考えをずーっとし続けてきたらしい。後悔を繰り返すたびに少しずつ賢くなったけど、それは全て手遅れで、毎回何かを失い続けて、今ではこのザマだと哀しそうな顔で笑うんだ。


 だから俺と出会えて凄く嬉しいと思ったそうだ。

 失敗だけの人生を唯一活かせる相手が出来た。それだけで自分は幸せだと、本当に嬉しそうに語っていた。

 俺はるっくんのような失敗はしない。どうせ友だちなんてしょうも無い奴らばかりで、宝石になるような相手なんて二次元にしかいない。だったらそれに使うリソースを『生き方』に割いて、絶対に後悔をしない人生を送るべきだ。


 るっくんの考えに、お袋は反対を示し、親父は極端すぎると全否定はしなかった。けど俺は全て合っていると思う。そもそも俺は家族がいればそれ以外の人間関係なんて求めないし、ゲームやアニメは親父とるっくんを除いて誰かとやろうなんて思いもしない。そんなのは無駄だ。


 ただ、るっくんはこうも言っていた。「人間が想像出来る事はすべて出来うる、もしくは起こりうる可能性がある。だから、二次元の人間ももしかしたら三次元で一人くらいはいるかもしれない。その一人を見つけたら、なんとしてでも友人となるんだ」って。

 これも納得出来る。確かに、友だちなんてのはくだらない戯れあいだが、信頼できる程の人間というのは必ず力を持つ。それが俺を打算抜きで何かをさせる力であるのなら、俺も触れてみたいとは思うし、相手が応えてくれるのならそれはそれで嬉しい。


 交差点に差し掛かり、信号が丁度赤へと切り替わる。行こうと思えば行けたが、赤信号では止まるという行動すら取れないような馬鹿になるつもりは無いので、大人しく横断歩道の前で止まる。横着をするのは何も自転車だけじゃない。常識を守るだけで身の安全が確保されるのなら安いものだ。そもそも少し急いだくらいで人生になんら影響があるというわけでもないのだし、ふと立ち止まってコンクリートの隙間から顔を出すたんぽぽを眺める方がよほど有意義だと思う。


 考えはさらに深くなる。

 俺には妹と弟がいる。どちらも二次元のように可愛くもなければ好かれている訳でも無い。何かあれば守ってはやりたいと思うが、それ以上はしない。兄弟なんてそんなものだ。


「お、よぉ! 帰りか、ギンイ」


 !

 驚いた、るっくんだ。こんな時間のこんな場所でどうしたんだろう。


「やぁ、るっくん。どうしたの?」

「そうだ、驚け、この前言ってた一万円札が俺の物になったぞ」

「それって偶然拾って交番に届けたってやつ?」

「そう。んで、三ヶ月たっても誰も持ち主が名乗り出なかったからそっくり俺のものになったって訳だ。てなわけで、寿司食いに行こうぜ!」

「え、いいの?」

「遠慮すんなって。こういう臨時収入は趣味に使うと碌な事にならねぇんだよ」

「あぁ、なるほど」


 るっくんは妙なジンクスをいくつも持っている。臨時収入を趣味に使うと途端に雨が降り出し車の跳ね水でびしょびしょになるとか、自分でガチャを回すと屑が連続で出るとか。


「日露さんと奥さんは今日遅くなるって言ってたし、下二人はどうも俺を嫌ってるみたいだから連れてかなくてもいいか?」

「それを兄に言うるっくんの精神を疑うよ」

「疑うまでも無く最低最悪だって前から言ってんだろ。で、良いのか悪いのか?」

「もちろん良いよ。どうせ晩飯はアケノが作ったほうが美味いし、ケントも喜ぶ」

「俺はギンイの飯のほうが好きだけどな。コーヒーの淹れ方も上手いし」

「師匠が良かったから」

「冗談も程々にな。でないと俺が傷つく」

「そんなことないって、るっくんが教えてくれなかったらやろうとも思わなかったし」

「そうか? まあそれならそれで良いが……っと、青になったな」


 同時に気づいて、自転車を引きながら横断歩道を渡る。周囲には人影が無く、車も通っていない。いつの間にか他人を警戒する癖がついていた俺にはとても心地よい時間だ。


「それより、塾の講師をひっくり返らせたって本当か?」

「親父ぃ……話したのか」

「四月の中学三年が高校三年レベルの答案を満点と来た。流石はギンイだ。ハーバードとかも選択肢に入れていいんじゃないか?」

「う~ん、一応選択肢にはあるんだけどね」

「あるんかい!? まったく、この優等生め!」

「まだ夢も見つかってないしね」

「夢か……小説家になれよ」

「るっくんの跡を継げと?」

「ちげぇよ。別に小説家じゃなくても漫画家や画家でも良いし、ロボット工学の道を選んでもいい」

「想像出来ないなぁ」

「ならいいか。なんにせよ、お前は天才なんだから道を誤るなよ。俺みたいにはなりたくないだろ?」

「なりたくない」

「よろしい」


 いつも通りの会話。有益であっても何一つ筋の変わらないこの会話が俺は大好きだ。移り行く世の中で、ずっとずっと良いと思える物っていうのは、案外貴重な物だから。


 ふとそう思ったのは、俺の終わりがどのような物であるかを暗示していたのかもしれない。


 気づけば(・・・・)左腕が無くなっていた。


「っ!! ギンイ! な、これは……まさか!?」

「るっくん! それより縛って!」


 るっくんが慌てて周囲を警戒するように視線を動かしている。痛みでどうにかなりそうな心を必死に抑えて、るっくんにイヤホンを渡す。このままだと失血死してしまう。


「っ、おう」

「無様な物だな、メイスン」


 不意に。

 俺の左腕が無くなったのと同じように女が現れた。二次元を思わせる服装がイタく移るも、その額には二本の黒い角がはえていた。

 な、なんだ、こいつは……


「……今更何の用だ! サトリナ!」


 るっくんは俺の左腕の残骸をイヤホンで縛りながら、目一杯に開かれた眼を角が生えた女に向け、そんな事を言った。常識が崩れる。


「何の用だと? 何の用だと!? 貴様が作った玩具に、何人の同胞が殺されたと思っている!? それを知っている貴様が、何の用だと!?」

「だからって何故ギンイを攻撃する!? 俺を殺せ、サトリナ!」

「貴様にも味わってもらわねばな、身内を殺される無念と絶望を!」


 サトリナとかいう女が、俺に腕を向ける。そして何かを放った。

 直後、るっくんの右手(・・・・・・・)が吹き飛んだ。


「ぐぅっ!! させん、させんぞ!」

「ふん、アーツを使ったか……だが、次は無いぞ!」

「待ちなさい!」


 新たな非常識が飛んでくる。今度もまた、イタい服装なのは違いない。しかし、その手に持つ非常識な大剣と白鳥を思わせる純白の翼がまともな人間じゃないと強制的に分からせる。


「チッ、アブディエルか! 邪魔をするな!」

「サトリナ! 悪魔と神の戦争が終わったというのに、なんでこんな事を!」

「うるさい! 全部人間が悪いんだ! あのお優しいサタン様を、人間が変えた! そのせいで我らは悪魔扱いされて、挙句の果てにサタン様を殺し、和平を結ぶだと!? ふざけるな!」

「仕方なかったのよ! サタンだってこんな事を望んでいるわけじゃ……」

「サタン様を呼び捨てにするなぁぁぁぁぁ!!」


 そして始まる大乱闘。

 るっくんが右腕を押さえながら近寄ってくる。


「すまない、ギンイ。俺の事情に巻き込んじまって」

「え、そ、それは……つまり、どういう事?」


 様々な二次元に正通する俺は、この非常識事態においても最低限の余裕は保てている。なんとなく事情も分かる気がする。けど、確かめておかないと。

 るっくんは、言った。


「俺が小説家を目指していたって事は言ったよな。けど偶然にもそれが原因で神とか悪魔の戦争に火種を作っちまった。その縁で俺は非日常に引きずり込まれて、どうやら才能を持っていたらしい力で神の勢力を勝利に導いた。その頃のサタン派……残党が私怨でお前を襲ったらしい。本当にすまない」

「なるほど……なんで隠してたの?」


 俺はそこまで信頼されていなかったんだろうか。こんなの、俺みたいな人種にとっては垂涎モノだ。だというのに、それを理解しているるっくんが、なんで……


「言ったろ、失敗ばかりの人生だったって」


 そんな事を言われて、根拠の無い納得が俺の心に滑り込んできた。


「俺は神にも悪魔にも敵を作りすぎた。そんな俺がお前にこの世界を紹介できるとでも思うのか?」


 その言葉で根拠が揃った。

 そんな状況なら、俺の立場でも紹介は出来ない。ただでさえ何の力も無い人間の俺が、敵対気味の神だの悪魔だのと関わって、生きていられる筈が無い。


「事情は分かった。俺の左腕はもうどうにもならなさそうだけど、いいよ。この非常識を知るための代金としてならむしろ……」


 ほんっっとうに申し訳無さそうにするるっくんを元気付けるためにあえておどけた口調で本心を言おうとして、言えなかった。

 原因は、あの大乱闘。


 決着が付いたのだ。

 付いて、しまったのだ。


「おのれぇぇぇぇぇぇ!! ただでは死なん! 貴様ら諸共、葬り去ってくれるわ!」

「いけない! メイスン様!」

「馬鹿野郎! 俺なんぞよりギンイを……」


 天使がるっくんの盾になるような形で飛び込み、慌てて俺と場所を入れ替えようとしたるっくん。けど、それは叶わなかった。


「ふははははは! サタン様! 今すぐ貴方様の下へ行きます!」

「ギンイィィィィィ!!」


 狂気染みた瞳を閉じた悪魔の体が一瞬赤く光ったかと思うと、衝撃、熱さ、絶叫、満足だけを残して、俺の意識は消え去った。


 ――最後に、俺は出来るだけの抵抗をした。

 すなわち、るっくんの負い目を無くす為に、笑顔を……


 いかがでしたか? ちょっと荒削りな気もしています。


 感想・評価・ご指摘、お待ちしています。


 追伸.エタるつもりは無いのですが、何分やや暴走して書いた物ですので、もしかしたら二週間くらい開くかもしれません。今のところ五話までは一週間更新を予定しています。

 長くなりましたが、『そろそろロマンを求めてみようか』を、どうかよろしくお願いします。

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